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性奴隷~白い快楽 第6話



  
                                          


第6話



        この時、藍子の膣内に眠る特別な性感帯が、巨根によって目覚めた。

        「あっ、あっ、あっ、……」

        (ブシュ、、ブシュ、、ブシュ、、)

        膣道に、肉棒が隙間なく出し入れされたため、外気が暴発する卑猥な音
        がしていた。

        「よしっ! 逝かせてやるっ! ほらほら、、」

        亀山にも限界が迫っていた。
        軟らかい蜜壷に肉棒を包み込まれ、睾丸で育まれた大量の精子が噴射を
        待ち望んでいた。


        ◇


        亀山は、若い頃から女癖が悪く、離婚暦が2度ある。
        高級ホテルや、結婚式場の社長という確固たる地位を利用して女遊びを
        続け、時には3人の愛人を手掛けたこともあった。

        しかし、こんな亀山にも貧困時代があった。
        幼い頃は家が貧しく、中学卒業後は地元の旅館で10年間住み込みで働
        いた。
        そして25歳の時に、友人や知人から募った出資金で、市内にある小さ
        な中古ホテルを買い取ったのだ。

        しかし経営はそう長くは続かなかった。
        地元の温泉旅館や、大手のビジネスホテルに押され3年後に倒産した。
        その後、出資者から信用を失った亀山は、郊外にある安いビジネスホテ
        ルの支配人として昼夜働いた。

        そんな亀山の人生に転機が訪れたのは、30歳の時だった。
        当時、ホテルの支配人として働いていた亀山は、知人の紹介で雅子とい
        う女性と知り合った。
        雅子は、宮城県の山間にある有名老舗旅館の三女だった。
        若い頃から苦労を重ねてきた亀山に雅子は心を寄せ、亀山は自分に尽く
        してくれる雅子を愛しく思った。
        そして二人の関係は急速に発展し、将来を約束したのだ。

        雅子の父は厳格な人間だったが、亀山の熱意を尊重した。
        そして二人は結婚し、雅子の父からの支援を受け市内にホテルをオープ
        ンしたのだ。

        亀山の本格的なホテル経営は、そこから始まった。
 
        女も名誉も、金さえあれば何でも買える。
        これが亀山の持論だった。


        ◇


        「あぁ~、、、、、も、もう、、だめ、、」

        藍子の意識は朦朧とし、膣壁から込み上げてくる恍惚が身体全体に広が
        ってきた。
        そして藍子の膣内に挿入されている亀山の肉棒からも、白い濁液が滲み
        出ていた。

        「ううう……、だ、だめだ、、いくぞ~~、、」

        亀山の腰の動きが急激に早まった。

        「ひぃ~~~、あああああ~~~~~、、」
        「うぅぅぅ、、、うぐぅ、、、、、」

        そして次の瞬間、子宮の最深部で停止した亀山の巨根は大きな脈を打ち、
        藍子の肉体は至福の極みに達した。



        大成ホテルを出たのは、10時を回っていた。
        藍子は下半身がふらついていたが、運転席のドアを開け、腰を崩すよう
        に車に乗り込んだ。
        車内のルームランプを点け、亀山から手渡された封筒の中にある書類を
        見た。

        専属代理店契約書、専属代理店登録書、報酬金振込依頼書、大成ファミ
        リー入会申込書……

        (大成ファミリー入会申込書…… いったいなんだろう?)

        どうやら、専属代理店契約を結ぶと、自動的に入会登録されるらしい。
        複数枚の書類の最後に、専属代理店の会社や店舗がずらりと名を連ね、
        ざっと数えても100件以上はあった。
        貸衣裳店、写真スタジオ、装飾店、食品問屋、酒問屋、雑貨問屋、清掃
        会社……など、職種は多種多様で、代表者の名前も明記されていた。
        その中には、和菓子店や生花店などを経営する、女性代表者の名前もい
        くつかあった。

        (この女性たちも、亀山に抱かれたのだろうか……?)

        藍子は、ふとそう思った。

        (とりあえず、家に帰ろう…… 既に夫は帰宅しているに違いない)

        藍子は車を走らせた。



        帰宅すると夫の武彦は風呂に入る準備をしていた。

        「ごめん、遅くなっちゃった。食事は?」
        「ああ、冷蔵庫にある物を適当に食べたよ」
        「あらそぉ、、ごめんね……」

        藍子は、テーブルを見た。
        そこには、ビール缶と小皿が一枚だけあった。

        「それよりも藍子、どうだった?」
        「どうだったって?」
        「あれっ? 今夜、大成ホテルに行ったんだろ?」
        「……」

        藍子は、言葉に詰まった。

        「あ、そ、そうだったね、、忘れてたわ……」

        藍子は、小さく深呼吸をした。

        「で、どうだったの?」
        「う、うん、、説明を聞いて、書類を貰ってきたわ」
        「あっそう…… それでどうだった? 話の内容は?」
        「うん、よかったわよ……」
        「じゃあ~、決まりだね?」
        「うん、まぁ……」
        「やったー!おめでとう、藍子!」

        武彦は両手を挙げ、満面の笑顔になった。
        そして藍子を抱き上げ、何度も回転させた。

        「あなた、やめて、降ろしてっ!」
        「おめでとう!」
        「わかったから、降ろしてっ!」

        武彦に抱き上げられた藍子の身体が、やや激しく床に降ろされた。

        「あっ……」

        その時、藍子の口から軽い吐息が漏れた。

        「藍子、どうした? 痛かった?」
        「……大丈夫よ」

        藍子は床に降ろされた瞬間、子宮から何かが滲出する嫌悪感を感じた。

        それは、性行為の後に現れる女性特有の生理現象だった。




※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
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