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性奴隷~白い快楽 INFORMATION






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          第1話                   第8話
                   

          第2話                   第9話


          第3話                   第10話


          第4話                   第11話


          第5話                   第12話


          第6話                   第13話


          第7話                  




【第3話より抜粋】


        藍子は、初めて出会った男性に陵辱されながらも、まるでマネキンのよ
        うに動かなかった。
        じっと目を閉じ、亀山の卑猥な言動に逆らう事はなかった。

        (感じてはいけない……)

        藍子の脳裏には、この言葉だけが繰り返されていた。

        しかし女の身体というのは、時として意に反する事がある。

        「ほほう、、乳首が硬くなってきたぞ、、ほら、、」

        亀山の、軟体生物のようにうごめく舌先が、藍子の身体に変化を与えて
        いた。

        「気持ちいいだろう、、ほら、ほら、」

        亀山の舌先は、若い藍子の身体を容赦なく攻め続け、官能の泉へ導こう
        としていた。

        「我慢せんでもいいぞ、、感じなさい、、ほら、感じなさい、、」

        (感じてはいけない…… 感じては……)

        藍子は唇を噛み締めながら、じっと耐えていた。










真理子様が運営されているオリジナル官能小説と、様々なジャンルの投稿小説からなるサイトです。
女性ならではの視点で作成された、センス溢れるレイアウト。豊富な小説群。
美しくも妖しい官能ワールドの世界を、アナタもぜひご堪能あれ。



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性奴隷~白い快楽 第1話


  
                                          


第1話



        藤沢藍子が「ヘアーサロン・モダ」を開業してから約1年が経過した。
        店舗は仙台市郊外にあり外壁は白、落ち着いた雰囲気の10坪ほどの小
        さな建物だ。
        藍子は都内の美容短大を卒業後、実家のある仙台市に帰省し、高校時代
        から交際をしていた武彦と3年前に結婚した。
        藍子と武彦は共に25歳。二人の間に子供はいないが世間か羨むほど仲
        の良い夫婦だ。
        武彦は、妻の独立開業の夢を叶えるために、結婚後は昼夜を問わず働き
        続けた。
        そんな武彦の努力が報われ、昨年の春にモダを開店する事が出来たのだ。

        しかし店の経営は藍子にとって甘いものではなかった。
        完全予約制で従業員は2名。開店当初から赤字が続き、最近はローンの
        支払いも遅れがちになっていた。
        幸い店の土地は藍子の父が所有しているため家賃は不要だが、建物と内
        装工事で約1500万円程かかっている。
        武彦が貯めた200万円を自己資金として、不足分の1300万円を銀
        行から借り入れた。
        事業資金は住宅ローンのように長期の借り入れは出来ない。
        設備資金として7年契約。毎月の返済額は15万円を超えていた。

        「どう?最近の店の売り上げは?」
        「相変わらずよ……」
        「まだ赤字?」
        「うん……」

        開業して1年とはいえ、赤字続きの経営に夫の武彦も穏やかではなかっ
        た。

        「やっぱり店を建てたのが失敗だったのかな~?」
        「でも市内のビルは、どこも家賃が高かったんだろう?僕は店を建てて
        正解だったと思うよ」

        当初の計画は、市内のビルの一角を借り開業する予定だった。
        しかし藍子の父の強い勧めで、店舗を建設するに至ったのだ。

        「もう少し固定客が付けば経営も楽になるんだけど……」
        「きっとそのうち繁盛するさ。藍子、元気出そうよ!」

        夫の武彦はいつも優しく藍子を励ました。
        武彦は、市内の事務機器販売会社に勤務しているが、営業成績を上げる
        ために残業を惜しまず仕事に専念していた。
        仕事を終え帰宅するのは毎日10時を過ぎていた。

        (優しい夫の期待に応えたい…… もっと頑張ろう……)

        武彦に励まされる度に、藍子はそう誓っていた。

        モダの経営の最大の難題が客数だった。
        土日はそこそこ予約が入るが、平日は多くて4~5名。
        少ない日は1~2名しか予約がない日も珍しくなかった。
        銀行ローンに人件費、光熱費を加えると、黒字にはほど遠い。
        藍子は毎日、試行錯誤を繰り返していた。

        そんなある日、モダに1本の電話があった。

        「先生、相川です。今日の午後からお邪魔してもいいですか?」
        「あら、相川さん?どうしたの?何かお話でも?」
        「はい、ちょっと先生に相談したい事がありまして…… 3時頃いかが
        ですか?」
        「いいわよ。4時に予約が入ってるから遅れないでね」
        「じゃあ、後ほど…」

        電話の相手は、美容ディーラーの相川勇介だった。
        美容ディーラーとは、サロン専門の材料問屋だ。
        相川は、美容ディーラー「大成商事」の営業マンで、モダには週1~2
        度訪れる。
        相当な遊び好きで、妻とは3ヶ月前に離婚していた。



        相川が店を訪れたのは、3時を5分ほど過ぎた頃だった。
        紺色のブレザーに黄色のネクタイがやけに目立っていた。

        「ちょっとお願いね」

        藍子は二人のスタッフに声をかけ、奥の部屋に相川を案内した。
        6畳程のこの部屋は来客用、またはミーティングルームとして使われて
        いる。

        「何かいいお話でも?」
        「はい、先生の所にはいい話しか持って来ませんよ」

        藍子は、ようやく最近になって“先生”と呼ばれるのに慣れて来た。

        「そんな事を言って、また変なお誘いじゃないでしょうね?」

        相川は女癖が悪い。
        月に1度は客としてモダを利用するが、来店する度に藍子を食事に誘う。

        「いえいえ今日は違います」
        「じゃあ勿体ぶらないで早く言って」

        相川の目が真剣になった。

        「先生、婚礼のお仕事をしてみませんか?」
        「えっ?婚礼?」
        「はい、結婚式の花嫁創りです」
        「……」

        結婚式の花嫁創りは、店内での仕事とはわけが違う。
        結婚式、披露宴は、その人にとって一生に一度の晴れ舞台でありミスは
        許されない。

        (自分にそんな仕事がこなせるだろうか……)

        しかし店の業績を考慮すると、安易に断るわけにもいかない。
        喉から手が出るほど欲しい仕事だったが、藍子は返事に迷った。

        「もう少し詳しく知りたいわ」
        「はい、実は本社の大成ホテルで、新たに結婚式会場をオープンする計
        画がありまして……」

        大成ホテルとは、相川が勤務する大成商事の親会社で、ホテル業務の他、
        結婚披露宴会場、チャペルなど10店舗を運営する県内最大手のホテル
        だ。

        「えっ、本当?」
        「はい、極秘なんですが、今年の秋にオープンする予定です」
        「今年の秋って、あと3~4ヶ月後?」
        「はい、5000坪の敷地を確保してあります」
        「5000坪?凄いじゃない!」
        「はい、県内…いや東北でもいちばん大きいでしょうね」
        「その専属サロンをモダに?」
        「はい、先生ならきっと成功すると思います」
        「専属サロンの抜擢は相川さんが?」
        「はい、社長から任されまして……」

        藍子は、相川にお茶を出すのさえ忘れていた。

        「返事は、すぐでなくても構いませんので、検討していただけませんか?」
        「お返事は、いつ頃まですれば?」
        「出来れば今月中くらいでお願いします」
        「わかったわ」
        「じゃ、僕はこれで……」

        相川は、にっこり微笑みながら席を立った。

        「あっ、ところで相川さん……」
        「はい、何ですか?」
        「婚礼のお仕事って、報酬はどれくらいなの?」

        藍子は照れ臭そうに聞いた。

        「結婚式に披露宴を合わせて、平均15万円くらいかな?」
        「15万円!」
        「はい、でも手数料として1割いただきますので、仮に15万円だとし
        たら、13万5千円がサロンの報酬です」
        「……」
        「ただし、前撮り料金などは直接サロンの報酬ですし、披露宴当日は両
        親や親戚の人達のヘアメイクも頼まれるそうですよ」
        「それで結婚式って、月に何本くらいあるんですか?」
        「少なくても10~15本は予約があると思います。結婚シーズンです
        と月に20~25本かな?」
        「……」
        「やり方次第では毎月300万くらい稼げると思いますよ」
        「……」

        藍子は息をのんだ。




※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


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性奴隷~白い快楽 第2話



  
                                          


第2話



        早速藍子は、相川の件を武彦に相談した。

        「へぇ~、凄いじゃないか!思い切ってやってみれば?」
        「うん……」
        「どうしたの?気乗りしないの?」
        「だって、大変なお仕事だから私に出来るかな~?」
        「藍子は才能があるから大丈夫だよ!」

        不安は他にもあった。
        大成ホテルの専属サロンになれば、確かに収入は安定するだろう。
        しかし、夫との夫婦関係に悪影響を及ぼさないだろうか。
        新郎新婦との打ち合わせや、度重なるプランナーとのミーティングで、
        生活のリズムが一変するに違いない。
        果たして仕事と家事の両立が出来るだろうか。

        「家の事は僕も協力するよ」

        武彦が藍子の心の中を見据えたように言った。

        「藍子ならきっと出来るさ!」
        「あなた……」

        藍子は目頭が熱くなった。


        ◇


        翌日、店のスタッフにも相談した。

        「先生!私頑張ります!」
        「お嫁さん創りですか!やったー!」

        2名のスタッフは歓喜した。

        「あなたたちにも頑張ってもらいますからね!」
        「は~い!その代わりお給料もアップして下さいね!」
        「はいはい」

        店内は開店以来の大賑わいだった。

        「ところで先生、土日のお店はどうするんですか?」
        「それが問題ね……」
        「スタッフを募集しましょうか?」
        「そうね…… あと2名くらいは必要ね」
        「じゃあ私、チラシを作りま~す!」
        「ちょっと待って!まだ大成ホテルと契約したわけじゃないのよ!」
        「あっ、そうか!」
        「まったく、気が早いんだから!」

        藍子と2名のスタッフは、顔を見合わせて笑った。

        「先生、善は急げですよ!相川さんにお電話した方が?」
        「そうね。今お電話してみましょうか?」

        藍子はポケットから携帯を取り出した。



        「もしもし、モダの藤沢です」

        相川の声は弾んでいた。

        「それじゃ、早速契約しましょうか?」
        「お願いするわ」
        「先生のご都合は?」
        「今夜でも構わないわよ」
        「そうですか。では、大成ホテルのロビーで8時に待ち合わせましょう」
        「わかったわ。いろいろありがとうございます」

        電話を切った後、藍子はガッツポーズをした。
        二人のスタッフは、歓声を上げ抱き合って喜んだ。

        「先生、1年間辛抱して良かったですね!」
        「あなたたちのお陰よ!」

        藍子の胸中は、スタッフと夫である武彦への感謝の気持ちで一杯だった。

        しかし、この後我が身に起こりうるいかがわしい事態を、藍子は知るす
        べもなかった。



        藍子は7時30分に店を閉め、大成ホテルに向かった。
        モダからは車で15分ほどの距離だが渋滞に巻き込まれ、大成ホテルに
        着いたのは8時5分前だった。
        相川は、ロビーのいちばん隅に座っていた。

        「相川さん、お世話様!」
        「あっ、先生、ご苦労様です」
        「お待ちになりました?」
        「いえいえ、僕も着いたばかりです。さ、掛けて下さい」

        相川は、灰皿にタバコを揉み消しながら促した。

        「さすが先生、決断が早かったですね!」
        「そうね、主人とスタッフが賛成してくれたから、やってみようと思っ
        て……」
        「ほう、ご主人も了解してくれたんですか~?」
        「ええ、家事も手伝うって言ってくれたのよ~」
        「優しいご主人ですね。うふふふ……」

        藍子は、相川の言葉に不吉な予感がした。

        「ところで相川さん、ご契約はどこで?」
        「あっ、そうそう、大事なことを忘れてましたね。うふふ……」
        「……」
        「契約は、うちの社長として下さい。ご案内します」
        「えっ?社長と?」
        「はい、社長室で待っております」

        相川は、タバコを胸ポケットに押し込み立ち上がった。

        大成ホテルは、2階から6階までが客室で、7階はレストランやバーが
        メインだ。
        エレベーターに乗り8階で降りると、会議室や応接室があり、社長室は
        いちばん奥にあった。



        「相川君かね?入りたまえ」

        相川がインターホンを鳴らすと、室内から太い男の声が聞こえた。

        「社長、お邪魔します!」

        部屋に入ると、藍子がこれまでに見た事もない豪華なアンティーク調の
        ソファーと、大理石で出来た大きなテーブルが置かれていた。
        そして部屋の奥には大きなデスクがあり、そこには初老の男が座ってい
        た。

        「社長、こちらがヘアーサロン・モダの藤沢さんです」
        「モダの藤沢です」

        藍子は、深々と頭を下げ名刺を差し出した。

        「ああ、ご苦労さん」

        男は立ち上がり、デスクの引き出しから名刺を取り出し藍子に手渡した。
        名刺には“大成ホテル 代表取締役社長 亀山金吾”と毛筆体で書かれ
        ていた。

        社長の亀山は、鼻の下と顎に白髪混じりの髭を蓄え、60代前半に見え
        た。
        頭髪は年齢には相応しくないほど鬱蒼と生い茂り、がっしりとした体格
        の大男だ。
        大きな目を眉毛が覆い、鼻は肉団子のような形をしていた。

        「では社長、僕はこれで失礼します」
        「ああ、ご苦労さん、気を付けて帰りたまえ」

        相川が退席し、社長室には藍子と亀山の二人になった。

        藍子は室内の空気が、やけに重苦しく感じた。




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性奴隷~白い快楽 第3話



  
                                          


第3話



        「社長、宜しくお願いします」

        沈黙を打ち消すかのように藍子が一礼した。

        「まあ、掛けなさい」

        藍子はゆっくりと歩きソファーに腰を降ろした。
        高級感が溢れるソファーは見た目よりも軟らかく、藍子の下半身をすっ
        ぽりと埋めた。

        「相川君の言ったとおりだ」
        「えっ?」
        「実に綺麗な女性だ」
        「そ、そんな……」

        亀山の大きな身体がデスクを離れ、藍子の隣に向かってきた。

        「ご主人と結婚されて何年かな?」
        「……」

        藍子は亀山が隣に座るのと同時に、腰をずらした。

        (話題を変えなければ……)

        「社長、ご契約は……?」
        「まあ、そう急がんでもいいじゃないか?」
        「……」
        「君はもう子供じゃないんだ、月に数百万稼ぐためには何をすればいい
        のかわかるだろう?」
        「……どういう意味ですか?」

        藍子は耳を疑った。

        「ここに来たからには、覚悟が出来てたんだろ?」
        「……」

        亀山の手が肩に触れた時、藍子は咄嗟に立ち上がろうとした。

        「仕事が欲しくないのか!」
        「……」
        「わしがその気になれば君は金持ちになれるんだぞ!」

        亀山の罵声が部屋中に響き渡り、藍子の身体は硬直した。


        「や、やめて下さい! 社長、な、なにするんですか! ちょ、ちょっ
        と、きゃ!」

        棒立ちになっていた藍子に、亀山が抱きついて来た。

        「おとなしくしなさい、、ほらっ、おとなしく!」
        「いやっ! やめて下さい、、いやです、、あっ……」

        藍子の小柄な身体は、亀山の腕力には抵抗するすべもなかった。
        亀山の大きな手が身体に絡みつき、藍子は自由を奪われてしまった。
        胸ボタンは千切れ落ち、着衣が乱れた。

        「きゃ~~~~~、だ、誰か! 誰かたすけて~~~~~」
        「うっふっふ~~~、無駄だ! いくら叫んでも無駄だぞ!」

        次の瞬間、亀山の股間から鈍い音がした。

        「ううっ、、」

        藍子は無我夢中で亀山の股間を膝で蹴り上げていた。
        そして亀山の大きな身体が床に崩れ落ち、藍子は部屋のドアに向かって
        逃げ出した。

        (あっ……)

        藍子はドアの前で立ち竦んでしまった。

        (ドアが開かない……)

        「ううっ、、さっき言ったろ、、無駄じゃ、、観念しろ、、」
        「……」
        「ここは密室だ、観念しなさい!」

        今度は藍子の身体が崩れ落ち、床に座り込んでしまった。



        亀山の大きな身体が藍子を抱き上げた。

        「何も怖がる事はない、心配せんでもいいぞ……」

        藍子の目からは涙が流れていた。

        「こっちに来なさい」

        亀山は藍子の腕を取り、デスクの横にある大きなドアに導いた。
        そして中を覗くと、そこには大きなダブルベッドがあった。

        「社長、私は何をすれば……?」

        藍子が虚ろな目で問いかけた。

        「何もしなくてもいい、横になりなさい」

        藍子は自ら上着を脱ぎ捨て、ベッドに横たわった。


        藍子は抵抗する気力さえも失せていた。
        今更後悔しても仕方がない。後悔したところで、この場からは逃げられ
        るすべもなかった。

        (相川に騙された……)

        旨い話などある筈がない。
        赤字続きのモダに、一流ホテルからの専属依頼。
        藍子よりも実績や才能がある美容師など、掃いて捨てるほどいる筈だ。



        亀山は衣服を脱ぎ去り、ブリーフ姿になっていた。
        そして藍子のブラウスのボタンを外し、大きな顔を近づけてきた。

        「うう、、いい匂いだ」

        亀山は、藍子のブラジャーの上に大きな鼻を押し付けた。

        「どれどれ、若妻の乳首はどんなかな?」

        ブラジャーが、大きくゴツゴツとした手によって剥ぎ取られた。

        「おおう、これが若妻乳首か……」

        亀山は口先を尖らせ、藍子の乳首に吸い付いてきた。

        「ああ、うまい、、ああ、やわらかい、、」



        藍子は、初めて出会った男性に陵辱されながらも、まるでマネキンのよ
        うに動かなかった。
        じっと目を閉じ、亀山の卑猥な言動に逆らう事はなかった。

        (感じてはいけない……)

        藍子の脳裏には、この言葉だけが繰り返されていた。

        しかし女の身体というのは、時として意に反する事がある。

        「ほほう、、乳首が硬くなってきたぞ、、ほら、、」

        亀山の、軟体生物のようにうごめく舌先が、藍子の身体に変化を与えて
        いた。

        「気持ちいいだろう、、ほら、ほら、」

        亀山の舌先は、若い藍子の身体を容赦なく攻め続け、官能の泉へ導こう
        としていた。

        「我慢せんでもいいぞ、、感じなさい、、ほら、感じなさい、、」

        (感じてはいけない…… 感じては……)

        藍子は唇を噛み締めながら、じっと耐えていた。




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性奴隷~白い快楽 第4話



  
                                          


第4話



        藍子の無反応な表情に、亀山は決して焦る事はなかった。
        ねっとりとした舌先の動きには、むしろ余裕さえ感じられた。

        「ほう、、完全に勃起したぞ、、乳首が喜んでるじゃないか!」

        亀山の手は、藍子の豊満な乳房を鷲づかみにし、人差し指でこねくり回
        していた。

        「よ~し、今度は下の方を可愛がってやるからな!」

        亀山の舌先が、ゆっくりと下半身に向け這っていった。
        そして顎鬚が女陰に触れた瞬間、藍子は眉間にしわを寄せ小さく口を開
        いた。

        「よ~し、辿り着いたぞ、、たっぷり可愛がってやるからな、、」

        そして藍子の股間を大きく広げ、その中心部から、まるで縫合されてい
        るような肉襞が顕になった。
        亀山の目には頑なに閉じられている肉襞が、開花を待ち望んでいる蕾の
        ように映った。

        「ほう、いい眺めだ、、可愛いマンコじゃのう、、」

        亀山の卑猥な指先が、乳房から陰部に滑り落ち、肉襞を左右の押し広げ
        る仕草をみせた。

        「だ、だめ、だめです……」

        この時、藍子が初めて拒んだ。

        「そ、そこは、、」
        「そこ? そこってどこだ、、うふふ、ここか?」
        「ぃ、いやっ……」

        藍子の要求など、受け入れられる筈もなかった。
        それどころか亀山の指は、潤いを隠し切れない蜜壷までも顕にさせた。

        「おう、、いい色じゃ、、軟らかくて美味しそうじゃ、、」
        「……ぃ、いゃ、、しゃ、社長、、だ、だめです、、」
        「だめだと? うっふっふ、、今更なんだ? 可愛いやつじゃ、、」
        「だめ、だめです、、そこはだめです、、」
        「ここで止めるもんかっ! これからが面白いんだぞっ! うっふっふ
        っ、、」

        亀山の言葉に無理もなかった。
        小柄な体型で軟らかく引き締まった身体。
        弾力性に富んだ豊満な乳房。
        目鼻立ちは人形のように整い、透き通るような白い肌。
        藍子の肉体は、亀山が好む女の全てを兼ね揃えており、亀山の興奮が最
        大限に達しない筈がなかった。


        「ああっ、、」


        亀山の舌先が、押し広げられた肉襞の最下部から最上部にかけ、一気に
        舐め上げられた瞬間、藍子の口から溜息のような淫声が漏れた。

        「おう、とうとう感じたか、、ぐふふう、、」

        陰裂に沿って舐め続ける舌先が、連続した動きになった。
        そして、時折バキュームのように吸い上げられた女陰は、みるみるうち
        に柔軟性を高めた。

        「あっ、あっ、あああっ、、」
        「おう、気持ちいいか! もっとやって欲しいか、、」

        皮肉にも藍子の淫声は、亀山の興奮を後押しさせていた。

        「あ~~、、しゃ、社長、、だ、だめ、、あああ~~~」

        そして藍子の花芯は、拒絶する意思は遠のき、快感への扉が開かれよう
        としていた。



        執拗に舐め回された陰部は、例え険悪感がある男からの愛撫であっても
        反応しざるを得なかった。
        抉じ開けられた洞窟のような蜜壷は、愛液の滴りを防ぐ防波堤が撤去さ
        れ、肛門を通過してシーツを濡らしていた。

        「あぁ~ん、、あぁ~ん、、あふ~~ぅ、、」

        藍子の咽喉から発せられる喘ぎ声は、亀山の愛撫に屈服したかのような
        響きだった。
        そして亀山の次なる行為に、藍子の口から悲鳴のようなよがり声が発せ
        られた。


        「あああっ、、、ぃいや~~ん」


        肛門の真上から肉裂に沿って舐め上げられていた亀山の舌先が、陰核で
        留まったのだ。
        この振る舞いは、藍子が最も恐れていた事だった。
        これまでも往復を繰り返していた舌先は、時折陰核に触れていた。
        その度に藍子の子宮は刺激を受けていた。
        しかし、女の性感帯の根源とも言える陰核への徹した愛撫は、藍子の身
        体はひとたまりもなかった。

        「あ~、、ああぁ~~、、も、もう、、あああああ~~~」
        「どうだ~~、いいだろう~~、ひひひ、、」

        亀山の陰核への執拗な愛撫は、延々と続けられた。
        藍子の突起したその部分は、たちまち大きさを増し、包皮から淡い紅色
        の亀頭が顔を覗かせた。

        「ほう、美味しそうな実が見えてきたぞ~~、皮を剥いてやるからな~
        ~」
        「だ、だめ、だめですぅ~~、、、あっ! あああああ~~~」

        亀山の両手の親指は、薄い包皮を一気に剥き去り、顕になった陰核の実
        は、既に大豆ほどの大きさに膨張していた。


        藍子は、こんな経験をするのは初めてだった。
        夫の武彦は、局部への愛撫は淡白だった。
        そんな夫に不満を抱いた事は一度もなかったが、亀山の愛撫に今まで経
        験した事のない快感が身体に押し寄せていた。
        そして、次にどんな仕業が待ち受けているのか、藍子は察していた。


        「ひぃ~~~、、」


        藍子の予想は的中した。
        亀山の丸く窄められた舌先が、包皮を剥かれた陰核に直接触れた。
        そして単調な動きはせず、上下、左右と変則的な動作が繰り返された。

        この行為は、藍子にとって予想というよりも、むしろ期待に近かった。





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