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放課後の憂鬱   第4章 狼の目(5)


  
                                          



【第4章 (5)】



「・・・あぁぁぁぁぁ!・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

藍はその場にしゃがみこむと、濡れて色の変わったブルマーから薄い黄色の液体が染み出し、コンクリートの冷たい床を湿らせていった。
止まることなく延々と流れ出る液体・・

「あぁぁぁ・・・」
藍は絶望し床にうつぶせに倒れこんだ。藍のTシャツも液体を吸い込んで黄色くなっていった。

その時だった。
突然「ジョワー」という音とともにシャワーからものすごい勢いで水が噴出し、藍を直撃した。
藍は何がなんだかわからず半狂乱状態になり「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」と大声を上げた。

藍は全身がびしょ濡れになっていた。がシャワーの冷たい水は止まらなかった。激しく藍を打ち続けていた。

「あぁぁぁぁ! いやぁぁぁぁ! やめてぇぇぇぇ!!」

藍は思わずそう叫んでいた。叫び続けていた。
アッという間に藍の体は襲いかかる水につつまれ、びしょ濡れになった。藍は自分自身を守ろうとするかのように両手を組み、胸を隠すようにしていた。
その時、乳房に触れた藍の手は、自分の乳房の固い弾力を感じていた。

藍は思わず手を降ろすと、降りしきる水に視界を遮られながらもふと、自分の胸に目をやった。
張り付いたTシャツからくっきりと透けた、そして力強く突き出た乳首に、いままでの藍の意識はうすれ、少しずつ「もう一人の藍」が姿を現し始めていた。

藍は両方の乳首を思い切り摘んだ。

「うっ!」
藍は小さな声で呻くと、次に摘んだ乳首を力いっぱい引っ張った。

「うぅ! あぁぁぁぁ!」
藍の体を快感が貫いた。
そして藍の左手はTシャツの上から右胸を激しく揉み、右手はブルマーの中に入っていった。

激しいシャワーの中で、藍に襲いかかる水と音、それに反応するかのように、藍の行為も激しさを増していった。
藍は胸を昨日以上に激しく揉み、昨日以上に股間をまさぐっていた。

「あっ、あっ、ああぁぁぁ!」

藍はもう自分を忘れていた。いや「本当の藍」は「もう一人の藍」に支配されていた。

「うぅぅぅ、ああぁぁぁ! いやぁぁぁぁぁ!」
藍は今、「水」に、「音」に犯されている。昨日の行為以上に激しく・・

「わたしは・・いま・・犯されてる・・・」

藍は頭の中でそう言い聞かせていた。そうすることで、ますます快感が突き上げてくるのがよくわかった。
激しいシャワーの中で、ブルマーの中の右手は動く早さを増し、体を仰け反らせていった。
そして、右手が股間のある場所に触れた時、「ああぁぁぁぁ!」と大きな声を上げ、大きく目を開いた。

「いっ、いくっ、いっちゃう・・・・ ああぁぁぁぁぁぁ! 」

ついに絶頂に達した。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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