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闘いの幕開け






















【最終話】


        
        じゅにゅ、じゅにゅ、じゅにゅ……ぬちゃ、ぬちゅうぅぅっっ!

        「んはぁっ、はぁっ! 遥香様ぁ、弥生のオチ○チン……気持ちいいで
        すか? もっと、ふぅっ……もっと揺らせますから」

        「ふあぁぁ、ああぁぁ……弥生さん、気持ちいい……オマ○コが揺すら
        れてぇ……遥香ぁ、感じちゃうぅぅっっ!」

        お尻が浮いた。頬杖を突いたおじさん達を見下ろして。
        お尻が沈んだ。頭を仰け反らせながら目線だけは上向きにして。

        セックスは共同作業なの。
        弥生さんのオチ○チンにだけ頑張らせてはいけないの。

        わたしは熱く火照った膣肉に力を込めた。
        遥香の粘膜を刺激してくれるディルドにエッチなヒダを絡めて、抱き締
        めるようにキュッとする。
        幸せな快感を頭の芯にまで送り込んでいく。

        「はぁっ、だめぇ……感じすぎちゃうぅっ……遥香ぁ、オマ○コ気持ち
        良すぎてぇ……変になっちゃうぅっ!」

        見渡す限りのおじさんが、無言のままズボンを下ろしている。
        下着だって引きずり下ろして、硬くなった肉の棒をシコシコさせている。
        黒ずんだ大人のオチ○チンを、「はぁはぁ」言いながら擦り上げている。

        弥生さん、皐月さん。それに孝ちゃん。みんなサンキューね。
        こんな悪魔達にたった一人で立ち向かおうとした遥香を許してね。
 
        セックスはパートナーがいないと成立しないから。
        二人の想いが重なって初めて、気持ちいい達成感を迎えられるから。

        わたしは貫いてもらいながら、身体を前倒しにする。
        両手を弥生さんのおっぱいに乗せると、柔らかいお肉に指を沈めた。
        とっても切なくて、懐かしい記憶が蘇ってくる。

        「あぁぁぁ……出る! 出すよっ、皐月さん……」

        「あんっ、はぁっ……いいよぉ、なかにお願い……皐月のオマ○コに、
        孝太様の……精子ちょうだいぃっ!」

        どぴゅ、どぴゅ……どぴゅぅぅっっ……ドク、ドク、ドク……

        「あっ! あぁっ! うぅっ!」

        「ひゃぁっ! あつい……孝太様のぉ精液がぁ、なかでぇ……皐月も、
        イキます……はあぁぁぁっっ、イッちゃうぅぅっっ!!」

        孝太が射精した。
        皐月さんが全て受け入れてくれて、絶頂してくれた。
        そしてわたしも……遥香も……弥生さんも一緒に……

        じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ……ずにゅ、ずにゅ……ずちゅうぅぅっっ!

        「ひあぁぁっ! みてぇ、見てるゥッ! 遥香ぁイッちゃうぅっ……イ
        ク、イク、オマ○コぉ、イクぅぅぅっっっ!!」

        「はあぁぁっ、私もぉ……弥生もぉ……オチ○チン生やしたままぁ、イ
        キますぅっ……あふぅぅっっっ!!」

        遥香も堂々と絶頂しちゃった。
        寄り添うように弥生さんも、大人っぽい鼻声で絶頂してくれた。

        だだっ広い畳み付きの大広間なのに、漂っているのはエッチな匂いだけ。
        女の人のも男の人のも、女の子のも男の子のも。
        みんな茫然とした顔をして、マラソンしたように大きく息を吐いて。

        「ふんっ! 面白くないことをしてくれるじゃないか」

        そんな中で、鼻を鳴らしたお義母さんが、言葉通りに両手を斜め下で拡
        げてみせる。
        今川は何が可笑しいのかニヤ付いた顔のまま、遥香達4人の顔を順繰り
        に見回している。

        だけど終わった。
        取りあえず、今夜のショータイムは終了したのよね。これで……

        わたしは気だるい身体を引き起こすと、ゆっくりとディルドを引き抜い
        ていった。
        デリケートな膣ヒダが名残惜しそうに絡み付くのを、メッてしあげなが
        ら、ふらつく足のままに立ち上がっていた。
        その後に続くように孝太がわたしの横に並んで。
        その隣に弥生さんと皐月さんが整列して。

        みんな裸のままで。全身の肌を油でも塗ったように汗で光らせて。
        恥ずかしい処だけ、別のお汁で濡らして。

        「皆様、本日は市川家主催、夜の宴にお越しいただきありがとうござい
        ます。私共の未熟な性技をご覧いただき感謝いたします。これからも一
        層、オマ○コとオチ○チンを鍛えて皆様を満足させますので、どうか宜
        お願い致します」

        わたしは一列に並んだ3人の顔を見つめた。
        せえのって、合図のつもりで頷いてみせる。
        そして、両足を左右に拡げた。
        腰を落としてヒザを曲げてガニ股にして。

        わたしと弥生さんと皐月さんは、濡れ濡れの割れ目を。
        孝太だけは、萎んで幼さを取り戻した肉の棒を。
        それぞれいっぱいに開いて、堅く握り締めて。
        オシッコでも飛ばすように腰を突き出して、お客様に向けて営業スマイ
        ルを送って。

        パチ、パチ、パチ、パチ……

        「いいぞぉっ! 遥香! 孝太! 弥生! 皐月! このぉ、スキモノ
        ッ! 変態ッ! 淫乱ッ!」
        「次来るまでに、オマ○コとチ○ポを磨いておけよぉっ!」
        「ははははっ……ふふふふっ……」

        拍手の音が部屋中に響いた。
        胸の中心を刺々しいエールに抉り取られて、ついでに思いっきり笑われ
        た。

        これが性処理接待担当の役目だから。
        先輩の弥生さんと皐月さんを見習って、遥香と孝太も今夜デビューした
        から。

        やがて一人減り二人減り、連れ立って晴れ晴れとした顔で50人の男達
        が広間から去っていって。
        わたしは感じていた。
        太股の内側をヌルッとした液体が垂れ落ちるのを。
        遥香は知っていた。
        その液体の色が、赤でもない。透明でもない。
        これからのわたしの運命を暗示した中途半端な色だってことを。

        エンドレスな……だけど、いつかきっとラストを探さないといけない闘
        いが、たった今始まったことも……


        【悪魔の集う家 完】



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女子○生ひとみのアブナイ体験と、ちょっと過激なSM官能小説