放課後の憂鬱 第10章 陥穽(7) 2015/12/04 20:00.00 カテゴリ:放課後の憂鬱 【第10章 (7)】 藍はその時、昨日の夜の、オナニーの時の妄想を思い出していた。 あの時・・みんなに囲まれ・・さんざん恥ずかしいことをされたのだっ た・・ これはその続き・・・なの? (そうよ・・・わたしを苛めて・・・) また、あの囁きが・・もう一人の藍の囁きが聞こえた。 胸を隠していた藍の手が、ゆっくりと下りた。 藍の乳房があらわになった。 吉田はごくりと唾を飲み込んだ。伊藤もファインダーを覗き込みながら、 しっかりと藍の胸をカメラで捕らえている。 「最後の一枚だな。パンティ取って。」 高科の命令に、藍はパンティに手をかけた。パンティを降ろしかけた。 が、すぐに手を戻した。 藍は、やっとのことで思い出したのだ。これを降ろすと恥かしい部分を、 毛を全て剃ったつるつるのア○コを見られてしまう・・ 「こ、これは・・・許してください・・」 藍は震える声で高科に言った。 が、高科はすぐに言った。 「ダメだ。脱いでくれ。」 「・・・ダメ・・です。これだけは・・・」 「ダメって、なんか理由でもあるの?・・まさか毛を全部剃ってるとか?」 藍は高科が、全てお見通しのように言うので、驚いてしまった。 (なんで? まさか、知ってるの?・・いや、そんなはず・・ない。) 「・・自分で脱げないというなら俺が脱がしてやるけど、どうする?」 高科の言葉に藍は慌てて答えた。‘脱がされる’なんて・・・そう思った。 「だ、だめっ・・・じ、自分で・・脱ぎ・・ます。」 藍は再びパンティに手をかけた。しばらく躊躇っていたが、片手でしっ かり股間を覆うと、もう片手で降ろしていった。 とうとうパンティを足から抜き取った。しかし、そのまましゃがみ込ん でしまった。 「カット! カット!・・・藍ちゃん、困るなぁ、ちっとも協力してく れないじゃん。」 高科が近寄ってきた。それでも藍は、両手で股間を覆ったまま、しゃが み込んだままだった。動けるはずがなかった。 「こんなコトはしたくないんだが・・・しょうがないな。藍ちゃん、我 慢してくれる?」 そこで高科は振り返ると 「ゆうこ、アレ出してくれ。吉田と柴田は準備だ!」 吉田と柴田が、一本のロープを持ち出した。吉田がロープの端を、ヒョ イッと放り上げた。 天井の梁を通したロープを持って、ニヤニヤとしている。 ゆうこが手錠を持ってきて、高科に渡した。 「ごめんね。でも協力してくれないから仕方ないんだ。わかるね?」 むしろいたわるように、藍に声をかけた。それまでよりずっと優しい言 い方だった。そう言いながら藍の手首に、手錠をかけた。 そして吉田からロープの端を受け取ると、手錠の鎖に結びつけてしまっ た。 「さ、みんな位置について!・・いくぞっ!・・カメラ、スタート!!」 しゃがみ込んでいる藍を残して、みんな照明の外へ出ていた※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。 尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。 無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。 同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみのアブナイ体験とSMチックな官能小説 目次へ 第10章(8)へ ≪ 闇色のセレナーデ 第22話 営業ガールは、ノーブラ・ノーパンで 闇色のセレナーデ 第23話 忍び寄る悪魔の足音 ≫