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恍惚の薔薇 第6話


  
                                          


第6話



        硬直した肉棒は、理恵の局部を睨んでいた。
        既に肉棒の先端からは、挿入を円滑にするための潤滑油が滲み出ていた。

        「准、准一、、挿れた~い?」
        「あぁ、、う、うん、、はぁ、、はぁ、、」
        「どこに~、どこに挿れたいの~?」
        「えっ?、、どこって、、はぁ、、はぁ、、」
        「ちゃんと、ちゃんと言って~、、はぁ、、はぁ、、どこにいれたいの~、、
        はぁ、、はぁ、、」
        「オ、オ・マ・ン・コ……」
        「え、えっ?、も、もっと、ちゃんと言って~、、だれの?、はぁ、、は
        ぁ、、だれの、オ・マ・ン・コ?」
        「え~~、はぁ、、はぁ、、理、理恵の、オ・マ・ン・コ~~」
        「も、もう一度、、はぁ、、はぁ、、もう一度、言って……」
        「理恵の、オ、オマンコに、挿れたい~~、、はぁ、、はぁ、、」

        ボイスレコーダーは、二人の荒々しい息遣いもキャッチしていた。

        「准一~、いれて~~、」
        「う、うん、、い、いれるよ~~、あぁぁぁ~~~」

        十分に潤っている理恵の膣穴は、挿入時の抵抗は殆んど感じられなかっ
        た。

        「はぁ~~ん、、す、すご~~い、、あぁ~~ん、、」

        准一の分泌液と理恵の愛液が混じり合い、結合部からの卑猥な音が部屋
        中に響き渡った。

        「理恵~~、いい、いいよ~~、理恵~~」

        准一が突き上げる度に、理恵の乳房が上下にゆさゆさ揺れる。
        准一の腰は3回に1度、深く突き上げた。

        「はっ、はっ、うぅ~~ん、、はっ、はっ、うぅ~~ん、、」
        「あっ、あっ、はぁ~~ん、、あっ、あっ、はぁ~~ん、、」

        理恵の蜜壷からは止め処なく愛液が溢れ、シーツは濡れそぼった。

        「准一~~、、どお~? 気持ちいい~~?」
        「あぁ、、いい、気持ちいいよぉ~~、、」
        「ど、どっちがいい~~?」
        「えっ~~? ど、どっちって~~?」
        「か、加奈のと、加奈のオマンコと~~?」
        「えっ~~?、あぁ、、理、理恵の方が、、いい、、」
        「も、もっと、もっとはっきり言って~~」
        「あ、うぅん、、理恵の、理恵のオ、オマンコの方が、いいよ~~」
        「准一~~~、嬉しい~~~、、あぁ~~~」

        既に准一と理恵は、快楽の絶頂を迎えようとしていた。

        「理恵、、理恵、、理恵、、はぁ、、はぁ、、はぁ、、」
        「准、准一~~、、わ、私、、も、もぉ~~ダメ~~、、」
        「僕も、、僕も、ダメ~~、う、う、う、、あっ!で、出るぅ~~」
        「出るぅ~? 出るのぉ~? 出してぇ~!」 

        准一のピストン運動は、激しさを増した。

        「い、いくよ~~、、理恵~~、いくよ~~」
        「きて~~~、そ、そのまま出して~~~~~」
        「えっ?、、あっ、う~ん、あっ、あっ、あ~~~、いくぅ~~~、あぁ
        ぁぁ~~~~~」
        「私も、私もいくぅ~~~~~、あぁぁぁ~~~~~」

        射精を待ち望んでいた大量の精液は、理恵の子宮の最深部で噴射された。




※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。



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恍惚の薔薇 第7話


  
                                          


第7話



        その夜、理恵は帰宅するとボイスレコーダーに録音されている音声を
        CDにコピーした。
        そして、クローゼットの引き出しから預金通帳を取り出した。
        預金残高は、1千800万円を超えていた。
        理恵は8年前から篠田から受け取った現金を殆んど貯蓄していた。
        週に1度のエステ代とスポーツジムの年会費を差し引いても、月平均
        20万円は残った。

        翌日の朝、理恵は篠田に電話をかけた。

        「先生、風邪をひいて熱があります。今日は休ませて下さい」
        「あぁそうか。わかった、お大事に……」

        篠田は、あっさり返事をした。

        (とりあえず、ハワイにでも行こう……)

        理恵は、市内の旅行会社を訪れ、明日からのハワイ行きの切符と1ヶ月
        間の宿泊代を現金で支払った。
        旅行会社を出ると、予め調べておいた准一の自宅に電話をした。

        「もしもし、加奈?」
        「……」
        「もしもし、加奈でしょ? しばらく! 理恵よ」
        「……あっ、あ、理恵? し、しばらく……」

        加奈は自宅にいた。

        「懐かしいわ!何年ぶりかしら?」
        「そ、そうね、、元気?」
        「私は相変わらずよ。加奈、准一と結婚したんだってね!」
        「あ、うん……」

        加奈の声は、上ずっていた。

        「加奈、准一から聞いたでしょ? 私と准一、同じ職場なのよ」
        「あ、うん、、聞いたわよ……」
        「本当に偶然ね。ところで今何してる?」
        「えっ? 専業主婦よ」
        「じゃなくて、私今、加奈の家の近くなの」
        「……」

        理恵は事前に住所も調べていた。

        「今からちょっと会えない? 家にお邪魔してもいいかな~?」
        「あ、うん、、別に構わないけど……、でもどうして?今日仕事じゃない
        の?」
        「私、今日有給なの」
        「あ、あそぅ~、じゃあ待ってるわ」
        「本当?嬉しいわ!すぐに行くからね」

        10分後、理恵は加奈の家のチャイムを鳴らした。
        准一と加奈の家は、市内から離れた静かな住宅地にあった。
        小さな家だが、モダンで洒落た家だった。

        「あ~ら!しばらく~!」

        理恵は、明るく振舞った。

        「あっ、理恵、しばらく、どうぞ……」

        玄関は意外に広く、右側にリビングがあった。

        「理恵、ちょっと待ってね、今コーヒーいれるから」
        「あっ、お構いなく、すぐに帰るから」

        理恵は、リビングのソファーに腰を降ろした。

        「お洒落なお家ね。羨ましいわ!」
        「3年前にローンで買ったのよ」

        理恵は、部屋の片隅にある本棚を見た。
        そこには、准一と加奈の間で微笑んでいる小さな女の子の写真があった。

        「あら可愛い~!子供何歳なの?」
        「……えっ、あ、今7歳よ」
        「あっそ~、可愛い~、准一にそっくりね!」

        加奈はテーブルにコーヒーを2つ並べ、理恵の正面に座った。




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恍惚の薔薇 第8話


  
                                          


第8話



        二人の間に重苦しい空気が流れ、暫く沈黙が続いた。

        「加奈、幸せ?」

        理恵は、じっと加奈を見つめながら問いかけた。

        「あ、うん、、まあね……」

        加奈は、俯き加減で答えた。

        「そりゃ幸せだよね、准一と結婚できたんだから……」
        「……な、何言ってんの?理恵だって幸せでしょ?」

        「うん、8年前まではね……」

        二人の間に、重い空気が流れ、おもむろに理恵がつぶやいた。

        「あぁ~、でも嬉しかったな~!」
        「何が?」
        「だって准一、今でも私の事を愛してくれてるんだもん!」
        「えっ……?どういう意味?」
        「どういう意味って、今言ったでしょ、准一は私を愛してるのよ」
        「何それっ? 理恵っ!あなた正気!」
        「正気よ。だって昨夜、私と准一愛し合ったのよ」
        「……」
        「准一素敵だったわ!だから私も燃えちゃった!」
        「嘘よ!そんなの嘘だわ! 理恵っ!いったい何なの?ふざけないで!」
        「ははははははっ~~」
        「何がおかしいの?」
        「じゃあ、証拠聞かせてあげるわ!」

        理恵はバッグからボイスレコーダーを取り出しスイッチを入れた。

        音声-------------------------------------------------------------

        「准一~~、、どお~? 気持ちいい~~?」
        「あぁ、、いい、気持ちいいよぉ~~、、」
        「ど、どっちがいい~~?」
        「えっ~~? ど、どっちって~~?」
        「か、加奈のと、加奈のオマンコと~~?」
        「えっ~~?、あぁ、、理、理恵の方が、、いい、、」
        「も、もっと、もっとはっきり言って~~」
        「あ、うぅん、、理恵の、理恵のオ、オマンコの方が、いいよ~~」
        「准一~~~、嬉しい~~~、、あぁ~~~」
        「理恵、、理恵、、理恵、、はぁ、、はぁ、、はぁ、、」
        「准、准一~~、、わ、私、、も、もぉ~~ダメ~~、、」
        「僕も、、僕も、ダメ~~、う、う、う、、あっ!で、出るぅ~~」
        「出るぅ~? 出るのぉ~? 出してぇ~!」 
        「い、いくよ~~、、理恵~~、いくよ~~」
        「きて~~~、そ、そのまま出して~~~~~」
        「えっ?、、あっ、う~ん、あっ、あっ、あ~~~、いくぅ~~~、あぁ
        ぁぁ~~~~~」
        「私も、私もいくぅ~~~~~、あぁぁぁ~~~~~」

        -----------------------------------------------------------------

        蒼白になっていた加奈の顔面は、瞬く間に紅潮した。

        「ほらっ、私と准一でしょ、わかるでしょ?」
        「……」

        加奈の身体はガタガタ震えだした。

        「理恵っ!あなたこんな事してタダではすまないわよ!」
        「えっ?何言ってるの?准一を寝取ったのは誰なの?」
        「……」
        「准一は、あなたが妊娠したから責任を感じて結婚したのよ。本当は私
        を愛してたのに……」
        「私は准一と結婚してるのよ!私は准一の妻よ! 不貞行為であなたを
        訴えてやる!」
        「訴える?私を?ははははははっ~」
        「……」
        「訴えなさい!訴えても私からは何も取れないわよ」
        「慰謝料を請求するわ!」
        「請求しても無駄よ。私お金持ってないし…… 無いところからは取れ
        ないの。はははっ~」
        「事務所の先生に相談するわ!そして給料を差し押さえてやる!」
        「先生に? ははははははっ~~」
        「何がおかしいのよ!」
        「先生にバレたら准一クビになるわよ。私、先生の愛人なの。だから止
        めときなさい!」
        「愛人?」
        「ええ愛人よ!だから私の言う事は何でも聞いてくれるわ! だから准一
        をクビにするのは簡単よ。ははははははっ~~」
        「……」
        「家のローン、まだまだたくさん残ってるんでしょ?はははっ」
        「理恵、あなたって恐ろしい女ね!」

        加奈は息遣いが荒く唇が震えていた。

        「そうそう、さっきの音声だけどCDに全部録音しておいたわ! 一部
        始終、後からゆっくり聞いてね!」

        理恵はバッグからCDを取り出し加奈に投げつけた。



        翌日理恵は成田空港に向かう途中、フラワーショップに立ち寄った。

        「すみません。薔薇の花束を下さい」
        「贈り物ですか?」
        「はい、ここに届けて下さい」

        理恵は、篠田のマンションの住所が書かれたメモを渡した。

        「それからこれを添えて下さい」

        理恵が差し出したのは、1通の手紙だった。

        -----------------------------------------------------------------

        『先生、私の事は忘れて下さい。長い間お世話になりました。 理恵』

        -----------------------------------------------------------------

        1時間後、理恵は成田空港にいた。

        (さよなら、准一……)

        理恵は空港内のゴミ箱に、ボイスレコーダーを投げ捨てた。
        そしてハワイ行きのアナウンスが流れると、理恵は清々しい気分でタラ
        ップを登った。


        【恍惚の薔薇 完】




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