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パイズリはリズムよく……涙目で
























(20)


9月 10日 水曜日 午前8時10分  水上 千里



「さあ、何をやっているんです! 早くしないと、夜勤を終えたナースたちがここに来ることになりますよ」

松山が囃し立てるように、急かしてくる。
一歩二歩と私との間合いを詰めてきた。

するしか……なさそう……

私は松山の前で膝立ちになると、ズボンのベルトを緩めた。
フロントのファスナーも下に引いた。

ズボンの生地ごと突き上げていたペニスが、下着越しに迫ってくる。
それに驚いた初心な千里の心が、顔をちょっと仰け反らせた。
目の前の視界がぐにゃりと歪んだ。

どうしちゃったの、千里? 涙なんか浮かべて。
だめよ、この程度のことで。

だから、そんなのただの生理現象って顔をして、両手でズボンを膝まで引き下げる。
ブリーフ型の下着に手を添える。

気がつけば千里……下を俯いていた。
やっぱり松山の言った通りの、勝気でプライドの高い女の子だからかな。

仕方ないから、手の感覚だけで下着を降ろしていく。
途中、大きな障害物が立ちはだかったけど、そんなの想定済み。
ブリーフのウエストゴムが引きちぎれるくらい引っ張ってあげて、慎重に回避した。

「まだ、一晩しか経っていないのに、私の息子に会えて感激の涙というやつですか。
さあ、千里の胸の谷間で挟み込むんですよ。私の巨大ペニスをね……ははははっ……」

目にしたくなかったから、俯いていただけのに。
視界の端から、それは顔を覗かせていた。

だから「いやぁッ……こわい……」って、可愛く叫んで……
心の中で、化け物! って、呼んであげた。

「ほら、おっぱいで挟んで」

そして、男に言われるがままに、乳房を下から押し上げるようにして巨大ペニスを挟んだ。

「……んぅぅッ……あつい……」

肌がダイレクトに異物の体温を伝えてくる。
そのおぞましさに連鎖して、二の腕に鳥肌が立っている。

そうしたら、顔の真下で化け物のようなペニスが笑った。
今日も楽しいことをしようって……

「上半身を屈伸させながら、先端を口に含んで、甘ーいキャンディーのように舐めるんですよ。
そのくらい、淫乱千里なら承知ですよね」

松山の、人を見下した笑いが頭上から降ってくる。
それを、ナースの象徴であるナースキャップが全て受け止めてくれた。

ごめんね。神聖なアナタをこんな目に合わせて……

私は両腕に力を加えた。
自慢のバストが、醜く歪んでいく。
でも、それと並行して化け物ペニスを強く挟み込んでいた。
そして、床に膝をついたまま、太ももの筋肉で腰を上下させる。
連動するようにバストが上下に揺れて、柔らかいお肉がペニスの表皮をこすりあげていく。

「意外と上手いじゃないですか。さぁ、息子の先端に舌を這わせて舐めなさい」

目の前で、近くなったり遠くなったりする巨大ペニス。
私は、目を閉じてそれを口に含んだ。

「んむむぅぅぅッ! じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぼっ……」

口の中いっぱいに拡がる、男の熱い肉の塊。
心も同時に、嫌悪感と汚辱感でいっぱいに満たされていく。

昨日、相手をさせられたときも驚いたけど、どうしてそこだけ発達しているのよ。
アナタの身体って、バランスが悪いわよ。
お陰で千里の膣は、今でも違和感が残っているんだから。
だから、もう一度言ってあげる。
この、化け物、化け物、化け物、化け物、化け物、化け物、化け物、化け物!

「あと10分ですよ。急がないと、千里のナース人生が終わっちゃいますよ」

「チュパッ、チュプッ、チュパッ、チュプッ……んんむむッ……れろっ、れろっ、れろっ……」

そんなこと、指摘されなくたって知っている。
でも、ものすごく息苦しいの。
おまけに身体が上下するたびに、先端が喉の奥を突いて胃の内容物が逆流しそうになる。
それに……?!
千里……変な感じになってきてる。
乳房に押し当てた手のひらが、揺らされるたびに乳首に触れて、胸の奥がジーンって。
パイズリさせられて感じるなんて恥ずかしいのに。

「むむんぐっ……れろっ、れろっ、れろっ……ちゅぷっぅ……はううんんっ……」

「おやおや。なーんか、甘い声が混じりませんでしたか?
ははははっ……いいんですよ、感じても。こういうスリルたっぷりの環境下では、性欲の感度も高まりますからね」

私は、そんなの否定したくて頭を左右に振った。
その時だった!

上の方で扉が開く音がして、誰かの声が響いた。

「水上先輩、いますかぁーっ……?!」

茜ちゃん……!!

彼女は、私の体調を心配してここまで見に来てくれたんだ。

でも、千里は……
お願い、こっちに来ないで……!
千里の惨めで恥ずかしい姿を見ないで……!

こんな自分勝手なお願いをして、身体を強張らせて呼吸も止めた。

女子更衣室に奇妙な静寂が流れている。

「おかしいなぁ、水上先輩どこに行ったんだろう?」

足音は今のところ、下に降りて来る気配はない。
私は祈るように何度も勝手なお願いを繰り返した。

「んむむむぐぐぅぅぅッ! んんんぐぐっ、むむぅぅッ……!」

それなのに、松山が自分で腰を動かした。
巨大ペニスが、喉の奥に突き刺さる。
私の口の中を性器に見立てて、何度も何度も出し入れを繰り返した。

だめぇっ! 音が……漏れちゃう!

両耳に神経を集中させながら、松山のペニスを射精に導こうとした。
必死だった。こんな恥辱なのに一生懸命だった。

太ももの筋肉が鳴いてるのに、それを無視して恥ずかしく腰を上下させた。
唇を限界まですぼめて、先端にまで舌を這わせる。
涎がアゴを伝って、醜く歪んだ乳房に降り掛かってくる。

だらしなくて、はしたない姿。
お兄ちゃんがここにいなくて本当に良かった。そう思わせる姿。

「うーん、ここにはいないのかな?
せーっかく茜ちゃんが心配してあげているのに……水上先輩ったら……」

そうよ、ここに千里はいないの。だから、降りてこないで。



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