第12話
「サム、確かお前は後の穴が好きだったな。女と致す時はいつもバック
ばかりだと聞いているぜ」
「ボク、マエノアナ、アマリキョウミアリマセン。デモ、ウシロノアナ
ハダイスキデス」
たどたどしい日本語であったが、どうにか意味は理解できた。
サムはアナルマニアのようだ。
ふたりの会話を聞いていたありさの表情が険しくなった。
過去性経験はそこそこあったが『アナル』の経験は皆無と言えたし、以
前からそのような性行為に嫌悪感を抱いていた。
「サブロー、サム、お願い、それだけは許して・・・あたしそっちは嫌
なんだ。絶対にダメ!」
「サイショハダレデモ、イヤガリマス。デモスグニナレマス。アリササ
ン、コワガラナクテモダイジョブデス。ソレデハ」
「ありさ、サムのいうとおりだ。大人しくヤツに任せてりゃいい気持ち
にしてくれるぜ!わっはっはっは~!さあケツを高く差し出せ!!」
「やだぁ~~~~~!いや、いや、いや~~~!!絶対に嫌!!」
ありさは子供が駄々を捏ねるように激しく拒絶した。
だがサブローもサムも全く聞く耳を持たない。
サブローは嫌がるありさを自分の真上で覆いかぶさらせる形に、すなわ
ち『伸ばし茶臼』の体位に切り替えた。
尻が後に突き出た格好だ。
これであれば、前門と後門の『二丁掛け』が可能となる。
サブローの太い腕ががっしりと背中に巻き付いてきたため、ありさは動
きが取れなくなってしまった。
もちろんサブローの肉棒は先程からありさにきっちりと挿入を果たして
いる。
気も狂わんばかりに泣き叫ぶありさの頭を、サムはやさしく撫でながら、
ゆっくりと菊門へと指を滑らせた。
「ひぃっ!!いやぁ~~~~~!!」
サムはマッサージをするように菊門を揉みほぐしていく。
まもなく何やらクリーム状のものを取り出して菊門に塗り始めた。
おぞましさで身も震えた。
たっぷりとクリームの付着した指は菊門へと沈んでいく。
「うう・・・うううっ・・・」
内部を掻き回われる不快感に、ありさは思わず叫び声をあげた。
「いやあ~~~!!もうやめて~~~~~!!」
サムは動じない。
指による蹂躙は数分に及んだ。
「サア、アリササン、ボチボチイレヨウカ。サイショダケ、チョットイ
タイケド、ガマンシテクダサイネ」
サムは最初情けないほどに萎んでいたモノが、ありさの菊門を愛撫して
いるうちに激しい怒張を見せていた。
ありさの角度からは幸い見えなかったが、もしも彼女が目にしていたな
ら気絶していたかも知れない。
それほどにサムのそれは大きく立派なイチブツと言えた。
後ろに双臀を突き出した格好は、次章への布石であった。
少しでもサムが挿入しやすいように、サブローが準備を整えていた。
サムは水密桃のようなありさの臀部をしっかりと抱えた。
そして尻の割れ目の中央に息づく菊門目掛けて鉄槌を押し込んでいく。
(ググググ・・・)
「ひぇぇぇぇぇ~~~~~!!ぎゃぁ~~~~~~~~~~
~!!!!!」
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