男のロマンって、パンツを脱がせることなの? 2015/05/07 20:00.00 カテゴリ:縁マンで抱かれて…… 【第4話】 「友哉、パンツはアタシが脱いでもいいかな?」 「いや、パンティーも俺が脱がせてやる」 身体を更にスライドさせて、アタシの腰の上に頭を移動させた友哉が顔 を小刻みに振った。 「パンティーを脱がせてやるのが、男としての務めなんだ! ロマンな んだ! わかるか、千佳?」 「そう、男の務めにロマンね。どっちでもいいけど早くしてよ」 アタシに言わせれば、パンツ。 友哉みたいに男のロマンで表現したらパンティー。 ホントにどっちでもいいけど、セックスするためには脱がないといけな いのよね。 アタシとしては、クロッチのところだけ脇にずらせてジュニア君を即挿 入でも構わないけど。 膣の中だって準備万端だから、膣入れされたってたぶん痛くないと思う し。 あっ! おっぱいを弄ってもらったから……じゃ、ないからね。おほん。 スルスル……スス……ススゥゥ…… 急に黙りこくった友哉が、黒目を内に寄せながらパンツを下ろしていく。 アタシは首を持ち上げて、その行為に没頭している顔をチラッとだけ観 察する。 そして後のことはパートナーさんにお任せして、青白い月の輝く夜空を 眺めていた。 手を伸ばせば届きそうな星々の輝き。 真ん丸で本当にウサギさんが住んでいそうな満月のお月さま。 シンと静まり返って、混じりっ気がないほど空気が澄んでいて…… う~ん、少々寒さはこたえるけど案外ロマンチックかも♪ 「おぉっ、千佳のオマ○コ、濡れてるじゃん。エッチ汁がこんなに…… ということは、パンティーにもベットリと……?」 「ダメぇっ! 友哉、パンツを覗いたりしたら絶交だからね!」 ムードブチ壊しの声に反応して、千佳の腹筋がフル回転する。 アタシは跳ね起きて、友哉の鼻にひっつきそうなパンツを奪うと、指の 先でクルクルっと回転させて放り投げていた。広場の隅っこに。 「友哉のバカ! ついでに……千佳のおバカ」 ちゅる、ちゅる……ちゅばっ、ちゅぶっ……むちゅぅっっ…… 「ふぁんっ! いきなりなんて、ずるいよ。やぁ、やだぁ……そこは、 ダメぇっ!」 数分後、ロマンチックな雰囲気を潰したのは、お互い様になっていた、 四つん這いになった友哉が、Vの字に開いた股の真ん中に顔を埋めてい る。 両腕を肘から先だけレジャーシートにひっつけて、餌を食べる犬のよう なポーズで千佳のアソコを舐め続けている。 とっても気持ちいい。感じちゃう。 初体験の時って、指でアソコをクチュクチュってしただけで、合体しち ゃったのに、こんな舌使いをどこで覚えたの? やっぱりネットで? エッチな動画を観察しながら、ひとりで机に向かってベロべロって感じ で? アタシは両足をピンとさせていた。 ツマ先の先端の指先まで意識して、真っ直ぐに天を突くように引き伸ば していた。 だって身体の芯をビリビリ電気が流れるんだもん。 恋人同士の唾液ジュースを交換した舌先が、今度は千佳が隠し持ってい る、もうひとつの唇も舐めてくれるんだもん。 敏感な唇の割れ目に舌を差し込んで、縦に走るヒダヒダをチロチロチュ パチュパだもん。 気持ち良すぎだよ、友哉の舌。 「あっふぅっ……恥ずかしいのにぃ、くふうっ! ビラビラぁ、感じる ぅっ!」 エッチな声が止まらなくなってる。 お腹の下でビチャビチャと舌を鳴らす音が聞こえて、そのたびに千佳の お尻がくねって。 むず痒いようなジンジンする刺激に、ここが縁マンのてっぺんだってこ とも、ここが吹きっ晒しの風が鳴るお外だってことも、みんなみんな頭 の隅から消えていっちゃう。 「ふむ、はむぅ……気持ちいいか、千佳? やっぱ、外でするオマ○コ は最高だろ?」 「んはぁ、はあぁぁぁ……友哉、いい。アソコがぁ、いい気持ち……ふ うぅん」 誰よ、屋外セックスは嫌だって駄々をこねた女の子は? 友哉に愛撫されて、思いっきりハシタナイ声で鳴いているじゃない。 エッチなお汁を溢れさせてるじゃない。 だったら、続きの行為もおねだりしなさいよ。 割れ目の中だけじゃなくて、膣の中まで疼いてしかたないんでしょ? 「と、友哉ぁ、きてぇ……千佳のアソコ……ううん、お、オマ○コにオ、 オチ○チン……いれてぇっ!」 アタシは、赤面しそうな単語を連発で口にする。 レジャーシートの上で、V字だった両足を膝を折り曲げてM字にしてみ せる。 「ぷはぁっ、はぁ……千佳、千佳ぁっ! おぉっ、入れるぞ! 千佳の オマ○コに思いっきり突っ込んでやるからなっ!」 その途端、セックス戦士レベル1の友哉が、北風に向かってまた吠えた。 膝立ちになると、推定縁マンの中心で、硬くなったままのジュニア君を ブンブンと振り回している。 誘惑するんじゃなかったかな? これはピストン運動をする前に電池切れをおこすかも? 友哉と同じくセックス戦士レベル1の千佳は、そんな純真無垢な少年が 自分を取り戻すのを待つことにした。 その間、せっかく盛り上がった興奮をキープしたくて、ひとりでクチュ クチュと割れ目を弄り続けていた。 オナネタはなにって? もちろん、扇風機みたいに回転しているジュニア君に決まっているじゃ ない♪♪目次へ 最終話へ