性教育 第5話 2016/02/02 20:00.00 カテゴリ:性教育 【第5話】生徒たちは息を潜めて成りゆきを見守っている。未来の肌からショーツが離れた時、一瞬どよめきが起こった。手で隠そうとはしているが、隠し切れず指の隙間から黒い翳りがチラチラと見え隠れしている。「手はのけなさい」残酷な言葉が未来を突き放す。威圧に屈した未来は手をゆっくりとのけた。生徒たちの目に未来の黒い翳りが飛び込んできた。頬を染めてうつむいている未来に、石崎の冷徹な言葉が飛んだ。「机に上がりなさい」「・・・・・・」未来はおずおずと机に近づいた。半べそをかき今にも泣き出しそうになっている。出来るだけ足を開かないように注意しながら、机に尻を着きゆっくりと卓上に登った。生徒たちへは目を逸らし、身体も正面を向かず横向きのままだった。またしても石崎の非情な言葉が飛んだ。「横を向いたままじゃ授業にならないよ。身体を皆のいる方へ向けなさい」「は・・・はい・・・」「体育座りで座りなさい」「はい・・・」未来は石崎の指示どおり、尻を机に着け折りたたんだ足を両腕で抱え込んだ。足をたたんでいるため、すべての生徒から恥ずかしい箇所を覗かれることはなかったが、斜めにいる生徒からは膝の隙間から白い下着が覗けて見えていた。播磨とその仲間に至っては、わざわざ立ち上がって覗き込み、卑猥な言葉をつぶやいた。未来に恥辱の命令がなされた。「では今から女性器について説明をするので、愛川、足を開きなさい」「・・・」未来は膝を揃えたままなかなか体育座りを崩そうとしない。「さあ、早くしなさい」石崎の冷徹な催促が飛ぶ。未来は顔を真っ赤に紅潮させ、ゆっくりと膝を開き始めた。生徒たちは固唾を飲んで見守っている。膝を約45度開いた頃、未来は膝の動きを止めてしまった。「先生・・・もう・・・もう無理です・・・」「何を言ってるんだ。しっかりと開きなさい!」石崎は未来の中断を許さなかった。未来は俯いたままゆっくりと膝を開いていった。(あぁ・・・恥ずかしい・・・皆に見られてるのに・・・) 未来は激しい羞恥に襲われながら身を震わせた。まもなく黒い繁みが衆目に浴びせられた。少なめの繁みでは秘所を隠す効果は乏しく、くっきりと縦に割れた女の印が生徒たちの目に飛び込んだ。生徒たちは唖然としている。一部の男子生徒は食入るように見つめている。数多の視線を浴びた未来は、恥ずかしさから身体の震えが止まらなかった。石崎が指し棒を取り出し説明を開始した。いよいよ性教育授業の幕が開いた。指し棒が性器に近づけられた。「一口に女性器と言っても大きくは外性器と内性器に分類させる。外性器は外から見える部分を言い、内性器は子宮のように外からは見えない部分を言う。今日は外性器について説明をしたいと思う。え~、愛川、もっと皆が見やすいように股間をもっと前に突き出しなさい」M字開脚のポーズをとるだけでかなり恥ずかしいのに、さらに恥辱のポーズをとるよう要求された未来は愕然とした。(そんな格好、とてもできないわ・・・)ためらっていると今度は男子生徒から催促が飛んできた。 この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。 無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。 ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。目次へ 第6話へ