放課後の憂鬱 第12章 目覚め(3) 2016/02/26 20:30.00 カテゴリ:放課後の憂鬱 【第12章 (3)】その様子を見て、さちが藍のロープを解きながら高科に言った。「このコ、どうすんの?」「あぁ。俺が家まで送ってくから、おまえら先帰っていいぞ。」すると、さちが高科の耳元でぼそぼそと何やら話し、すぐに高科はニヤッと笑いながらさちの尻を叩いた。さちは舌を出すと、ゆうこと一緒に部室を後にした。柴田と伊藤も機材をしまうと、高科に挨拶し帰っていった。「藍!・・・藍!」藍は高科の言葉で意識を取り戻した。「・・・あっ・・せん・・ぱいっ・・あたし・・」「やっと気が付いたようだな? だいじょぶか?」「・・・えっ?・・あっ・・」藍が言葉に詰まっていると高科が続けた。「藍、どうだった?」「えっ? ど、どうって・・」「気持ちよかったかって聞いてるんだ。」「・・・・」「気持ちよかったか?」「・・・はい。」「そうだろうな。その濡れ方じゃあな。」高科は藍の股間に目をやりながらそう言うと、藍はすぐに自分の股間に目をやった。「・・あぁぁ・・ち、違います・・これは・・おし○こ・・あっ!」藍はそういいかけて顔を真っ赤にして下を向いた。「はははっ。そうだった。藍はさっき、おもらししたんだったな。でも、これはおし○こじゃないな。」高科は大声で笑うと、藍の顔をまじまじと見ながらそう言った。「・・先輩・・酷い・・」「ん? 酷い? なにが?」「だって・・あたしのこと好きだなんて・・ウソついて、あんな酷いことするなんて・・」「うそなんかついてないさ。それに、気持ちよかったんだろ?」「・・・・」「さっきそう言ったじゃないか。」「・・・・」「俺は藍の事、大好きだよ。ウソなんか言ってない。」「・・・でも好きならなんで、あんな酷いこと・・するの?」「好きだから、するんじゃないか。」「好きだから?」「そう。藍の事好きだから、藍を欲しいから、藍の全てを知りたいからしたんだ。」「・・・・」「藍は俺の事、好きだって言ってくれたよな?」「・・うん。」「藍は俺のこと、欲しくないか?」「・・・欲しい。」「だろ? 全部知りたいだろ?」「・・・うん。」「さっき気持ちよかったって言ったよな? その時どう思ってた? 酷いことする奴だ、と思ったか?」「・・・・・」「どう思った?」「・・・どうなってもいいって、思った。」「ほら。藍も欲しいんだよ。ああして欲しいんだ。」「・・・・」藍は高科の言うことが当たっていたため、なにも答えられなかった。「藍。」「えっ?」「俺はこれから、おまえの事を犯す。」「えっ!・・そ、そんな・・」「正直になれよ! ほんとはして欲しいんだろ?」「・・・・」「して欲しいんだろ? どうなんだ?」「・・・して・・欲しい。でも・・」「でも?」「あたし・・・したこと・・・ないのに、そんな事・・」※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。 尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。 無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。 同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみのアブナイ体験とSMチックな官能小説 目次へ 第12章(4)へ