性教育 第8話 2016/02/23 20:00.00 カテゴリ:性教育 【第8話】石崎の指し棒が少し上に移動した。「性器の上部にポツンとついている突起がある。皮をかぶっている場合が多いがこの部分を陰核という。クリトリスと言った方がみんなもよく知っていると思うが」先端がクリトリスを覆う包皮に軽く触れた。皮の上からであっても敏感な箇所に触れられて、未来は思わず声を上げてしまった。「きゃっ・・・」「発生学的には男性のペニスにあたり、神経終末が集まり女性の身体の中で最も感じやすい部分と言われている」今度は播磨の手下が注文をつけてきた。「先生、皮に隠れてるからよく分からないんですけど。後学のためにしっかりと見ておきたいので、ちょっと皮を広げてくれませんか?」未来は血相を変えた。「それはだめです!先生、触らないで!」「そうだなあ・・・。私も別に触りたい訳ではないのだが、これも教育の一環だ。愛川、悪く思うな」「ええ~~~!?そんなぁ~!!」石崎は親指と人差し指の2本をあてがい陰唇を広げた。「いやぁ・・・」未来は耐え切れず顔を背けてしまった。「すげえ!」「・・・・・・」「わぁ!」生徒たちは唖然としている者もいれば、食い入るように見つめている者もいる。広げられたのは陰唇だけではなかった。陰核包皮も指で丹念に広げられ、その奥に潜む艶やかな真珠が曝け出されてしまった。未来は顔を伏せて上げようとしない。「大部分の女性は普段包皮に包まれているが、まれに皮のかぶっていない剥き出しの女性もいると言われている」すでに指し棒で指し示す必要などないように思われたが、石崎はあえて先端で艶やかな真珠を突付いてみせた。「いやぁ・・・」「性的に興奮すると充血して勃起する。大きさは人それぞれである」 石崎はそう説明しながら先端でグリグリといじくる。 「いやぁ・・・やめてください・・・」「ふふふ、触られてちょっと興奮してきたのかな?少し硬くなったような・・・」「うわ!ほんとだ!コリコリしてきたぞ~!」播磨がわざと大げさに喚きたてる。「もうやめてあげてよ」「そうだわ。もう十分よ」堪りかねた女子生徒が顔をしかめ、中止を訴えた。「もう少しで説明が終わる。愛川もここまでがんばってくれたのだし」「そうだそうだ!ここまで聞いたんだし最後まで授業を聞こうじゃないか!」「オレもそう思う」数人の男子生徒が石崎に続行を促した。石崎が肯き授業を続けた。「それからこの陰唇の下恥と肛門の間の部分を会陰という。別名蟻の門渡り(ありのとわたり)ともいわれている。初産の時にここを少し切開する場合が多いんだ」「へえ~」「こわぁい・・・」 「それからここがみんなもよく知っている肛門。説明するまでもなく大便排出用の部位だね。ただ肛門は男女共に性感帯の一部で、舌や指先によるソフトな愛撫で快感を得られる事が多いのだ。こっち系に走ってしまうとアブノーマルになってしまうけどね」「へえ、そうなんですか」 この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。 無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。 ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。目次へ 第9話へ