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放課後の憂鬱  第3章  もう一人の藍(3)


  
                                          



【第3章 (3)】



同じ頃・・・
高科は学校へ戻ると部室に向かった。そこには吉田、伊藤、柴田が待っていた。

「先輩~、ひどいっすよぉ、本気でなぐんだもん!」
吉田がにやにやしながら高科に言った。

「ば~か、あのぐらいやんなきゃ、すぐばれるっつうの!」
高科も笑いながら返した。

「でも、うまくいってんすかねぇ?」
伊藤が高科に聞いた。

「脈ありだな。いい線いってんじゃねーか? でももう少し仕掛けなきゃな!」
高科は三人を呼び寄せ小声で話し始めた。

「・・・・、・・・・・」
「そりゃかわいそー! でもいいっすね、その計画!」
高科の計画を聞き終わった吉田が、頓狂な声を上げた。

「だろ? じゃあ、早速実行に移すぞ!」

高科が三人にそう言うと、「OKっす!」と三人は答えた。

「・・でも、ヤバくないっすか? それ。」

吉田は少し不安げに高科に聞いたが「その写真とこのビデオがありゃ、いけるっしょ!」
高科があんまり自信ありげに答えたので、吉田たちもそれ以上何も言わなくなった。

藍はくもの巣にかかった獲物となっていたのだ。

*---

「高科先輩・・・」

藍は、「もう一人の藍」がそう呟くのを聞いた。そして「もう一人の藍」が、胸を隠していた手の片方を動かすと、ゆっくりと乳首をつまんだ。

「あっ!」

藍の体に電流のようなものが走り、その瞬間「本当の藍」は意志を喪ってしまった。
藍はもっと強く乳首をつまんだ。

「あぁぁぁ!」

だんだん自分の乳首が硬くなってきている事に気づくと、もう片方の手も同じ事をし始めた。両方の乳首を強く、そして弱くつまんでみた。

「うぅ、あぁぁぁ!」

その姿が鏡に映っている。藍は鏡から目をそらせることができなかった。鏡に映る自分を見つめながら、藍は胸を揉み始めた。
濡れたTシャツは、しわくちゃになりながらも、かろうじて胸を隠している。
しかし藍のだんだんと激しくなる愛撫によって、すぐに乳首も見え隠れするほどとなった。

「あっ、あっ」
藍は小さな呻き声を、小刻みにあげ続けた。

次に藍は鏡を見つめたまま右手を胸から下ろし、ブルマーを擦り始めた。
はじめはへそのあたり、そして下腹部・・
股間をわざと避けるように、次に足の付け根へと手をのばし、ブルマーのラインをなぞってみた。

「あああああぁぁっっ!」

藍は少し声のトーンが上がったことに自分ではっとした。しかし、止めなかった。止められなかった。
指を、ブルマーの足の付け根の部分から、少しだけ中にもぐりこませた。

しかしすぐに抜き取った。まるでじらすかのようにブルマーの上から股間の部分をさすった。

「うっ、うううっ」

藍はまた違う快感に襲われ、声をあげた。
それまで手のひらで股間をさすっていたが、今度は指を立てると、つめの先をあ○この割れ目にそって這わせてみた。

「ああああああああっ!」

いままで鏡の前に立っていた藍が、その瞬間、腰が砕け中腰になった。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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放課後の憂鬱   第3章  もう一人の藍(4)


  
                                          



【第3章 (4)】



(あぁ、す、すごい感覚・・こんなの初めて・・)

藍はバージンだったが、オナニーの経験はあった。が、こんな感覚は初めてだった。

(・・もしかして、私、襲われたかったの?・・)

鏡の前にしゃがみこんでしまった藍は、ついにブルマーの中に手を入れてしまった。

「ああっ! あぁっ! い、いい・・・」

藍の手は激しくブルマーの中で動いている。クチュクチュといやらしい音を立てて・・・

藍はTシャツを脱いで、左手で乳首を力いっぱい摘んでいた。

「あっあっあっあっ・・・」

藍は我慢できなくなり、ブルマーをひざのあたりまで下ろした。
濡れたブルマーの内側には、かけられた水とは明らかに違う水分が、股間から糸を引いている。

それを見た藍は、「あ、あぁ、こんなに濡れてる・・」と呟くと、鏡に映る自分と見比べた。
鏡の中の自分は、いつもの藍ではなかった。

何者かに襲われ、まさに食い散らかされようとしている哀れな獲物・・・
おののき、それでもなお逃れようとして必死に抗い続ける幼い贄・・・
それでいてその何者かを受け入れるように、可憐な蕾を開きかけている・・・
そんな「もう一人の藍」がそこにいた。

直接、藍はク○○○スをいじり始めた。

「あぁ、だ、だめぇ!」
藍はまるで他人に触られているかのように、抵抗する言葉を発した。

「いっ、いやぁ、だめぇ・・・」

藍の両手は、藍の性器を激しく責め上げた。片手はク○○○スを擦り、もう片手は割れ目の中を、幾重にも折り重なる襞を掻き回すようにしている。

「あぁ、あぁ、だっだめ、やめてぇぇ!」

ついに藍は、指を襞の奥まで差し込んだ。
それは、とうとう「もう一人の藍」が何者かを迎え入れた瞬間だった。

藍はブリッジのような格好で鏡に股間を向け、いじりつづけた。せわしく両手を動かし、突き入れた指を一層激しく出し入れしている。
そして最後に藍の体が、えびのように激しく反った・・・

「あああああああ! いっいくっ、いくぅ!」
と大きな声をあげた。同時に絶頂に達した。

藍は上半身裸で胸をあらわにし、濡れたブルマーをひざの下ぐらいまでだらしなく降ろした格好で、鏡の前に崩れ落ち、失神していた。

「もう一人の藍」はそれと同時に姿を消した。


しばらくして、藍は意識を取り戻し、我に返った。

「えっ、あっ、ああぁ・・」

藍が股間に手をやるとぐっしょりと濡れていた。藍は赤くなった。

(わ、わたし、どうしちゃったの・・)

ようやく起きあがった藍は、ちゃんとブルマーを脱ぎ着替えると、気怠そうに体操服を洗濯した。
その時藍は、自分で自分がわからなくなっていた。

(きっと、夢なんだ・・夢だったのよ・・・)

藍はそう言い聞かせた。そうすることで「本当の藍」を取り戻そうとした。

しかし、「もう一人の藍」は消えてしまった訳ではなかった。
それどころか「本当の藍」を、明日の出来事が消してしまうのだった。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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放課後の憂鬱   第4章 狼の目(1)


  
                                          



【第4章 (1)】



次の日の放課後、藍は高科との約束を忘れていなかった。
昨日の記憶は、藍を躊躇させるには十分のはずだった。が、足は自然と部室に向かっていた。
そして部室の前まで来ると、ゆっくりとドアを開けた。

次の瞬間、藍は少し安心した。
吉田も、伊藤も柴田もいた。しかし今日は二人の女子も、高科もいる。

(・・よかった。みんないる・・)

高科はドアの前に立ち止まっている藍に目をやると、「どうしたの? 中に入りなよ。」とやさしく声をかけた。

その言葉に引き込まれるように、藍は部室の中央のいすに座った。
女子部員の一人、さちが藍に「藍もお茶する?」と聞いてきたので、「うん。」と答えた。

「紅茶でいいよね? 砂糖とミルクは?」
「うん。ミルクだけ・・」
さちが紅茶を入れて藍の前に出した。

「さぁ、そろそろちゃんとやりはじめないとな!」と高科が口火を切ると、今度の映画についての話し合いが始まった。

「やはり、山場は押さえとかなきゃな! ここんとこの出来一つで、全体を左右するしさぁ・・」
「そうね、この“捕らえられた”場面でしょ?」
高科とゆうこが台本を確認している。

「そうっすね、部長。でもここは、主演の藍ちゃんの意見も聞きたいんすが・・・藍ちゃん、どう思う?」
まるで昨日の出来事などなかったかのように、吉田たちも藍に話しかけてくる。

藍は吉田たちには口もききたくなかった。
しかし、高科が気を遣ってくれているのが伝わってきたため、しかたなく普段どおり話をしようとした。

「えっ? あっ、あの・・。け、結構いい線だと思うけど・・・」
藍はもらっていた台本を思い出し、その場面を想像しながら会話に参加した。しかし、どうしても口調がぎこちなくなるのが自分にもわかった。

(・・やだ、みんなに変だと思われちゃう・・)

「もしかして藍ちゃん、もう全部覚えてるの? さすが、プロだね!?」

台本を開かずに話し始めた藍を、すかさず高科が誉める。

「あっ、は、はい。・・・でも・・・いつも仕事でそうしてるし・・」と頬を少し赤らめて照れた。なにより高科に誉められたのが嬉しかった。

たしか、捕らえられた主人公が暗い牢獄に閉じ込められ、恋人を思い涙する、そんな場面だった。

「藍ちゃん、今日はここの練習でいい?」と高科が尋ねると、「はい。がんばります。」と藍は答えた。

藍は高科の言葉にはとても素直だった。自分でも不思議なくらい・・

「さて、ここじゃ雰囲気出ないよな・・どこかないか?」と高科がみんなに聞いた。
「あっ、プールのシャワー室なんかどぉ?」とゆうこが答えた。






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放課後の憂鬱   第4章 狼の目(2)


  
                                          



【第4章 (2)】



「あそこかぁ! いいねぇ。いい雰囲気でるぞ! 吉田、おまえ先生に使用許可とってこい!」高科が吉田に言うと、「わかりました。水泳部の顧問でいいっすよね?」と聞き返した。

「そうだな。急いでいけよ!」と高科がせかしたので、すぐに飛んでいった。

「藍ちゃん、制服汚れるといけないから着替えなよ?」と高科がさりげなく聞いた。
さちもゆうこも体操服姿だったので、藍はためらうことなく「はい」と答えた。

「あっ、紅茶、冷めちゃうよ?」
立ち上がりかけた藍に、さちが紅茶の紙コップを押しやった。
藍は素直に差し出された紅茶を飲み干すと、着替えに出て行った。


藍は更衣室で体操服を取り出し着替えようとした。が、少し変な気分になった。
昨日の部室での出来事と、家に帰ってからの自分の部屋での自慰、その記憶が鮮明に蘇ってきた。

藍は暫くためらっていたが、ゆっくりと制服を脱ぎ始めた。ブレザー、ベスト、そしてブラウス・・・
一枚脱ぐたびに、胸が高まっていった。

(なんで?・・・なんで、こんなにどきどきするんだろう?)

ゆっくりと体操服のTシャツに手を伸ばし、上に着ようとした・・・が、Tシャツをもとに戻してしまった。
そしてスカートに手を掛けると、それも脱いでしまった。ブラジャーとパンティだけの姿になって、ジッと立ちつくした。

(・・・いや、こんな格好・・・)

藍は胸を隠そうとして、両手を上げた。しかしその手は胸を覆う代わりに、藍の意志に反してブラジャーを脱がし始めたのだ。

(ああ・・・ダメ・・・見ないで・・・)

抵抗するように、いやいやと首を振る藍。しかし、藍の手は更にパンティにかかっていた。
まるで夢遊病者のように、ゆっくりとした動きで、とうとうパンティも脱いでしまった。下着も何もつけず、全裸になっていた。
そして、藍の胸の高まりは絶頂を迎えていた。

(どうしちゃったんだろう・・あたし・・こんな姿で・・・)

しかし藍の羞恥心は、胸の高まりに消されていた。その時、昨日自分の部屋で恥ずかしいことをさせた「もう一人の藍」が、姿をあらわそうとしていた。

(あぁ・・や、やめて、触らないで・・・)
(お願い・・・苛めないで・・・ひどいこと、しないで・・・)

藍の顔が、赤く火照っていた。藍の手は、あらわになっている胸に迫っていた。


「・・あい~、なにしてんのよ~。先いっちゃうよ~」
突然、更衣室の外から声がした。戻るのが遅い藍を、さちが呼びに来たのだ。

(あっ、いけないっ。急がなきゃ・・)

藍はその声にハッとして、慌てて手を降ろした。

「う、うん。もうちょっとだから部室で待ってて!! すぐ行くから~」

藍は半ば無意識のまま、そう返事をすると脱ぎ捨てた下着に目をやった。が、躊躇することなく全裸の上からTシャツとブルマーを身に付けていった。






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放課後の憂鬱   第4章 狼の目(3)


  
                                          



【第4章 (3)】



Tシャツから硬く勃った乳首が、ツンと突き出していた。
藍の手は、まだ意思とは反して、その勃った乳首を摘もうとしていた。が、辛うじて思いとどまった。

(もう・・行かなきゃ・・)

ますます顔を赤らめ、興奮が冷めぬまま更衣室を後にした。


部室の扉に手をかけて、藍はハッとなった。

(あ、あたし・・・なんて格好してんの・・・)

藍の目は自分の胸に落ちた。先程の興奮のまま、乳首がはっきりと突き出ていた。本当の藍が、意識を取り戻しかけたのだ・・・。

(えっ、なんで?・・・やだ、着替えなくっちゃ)

更衣室に戻ろうと後ろを向いたその時だった。部室の扉が音を立てて開くと、みんなが出てきた。

「藍ちゃん、遅かったね。どしたの? OKでたから、早速行くよ。」

思わず両手で胸を覆っていた藍に、後ろから高科がポンと肩を叩いた。その瞬間、藍の胸はドキンと高鳴り、着替えに行こうとしたことを忘れてしまった。
藍が振り返ると、高科の顔が目の前にあった。その顔が、急に心配そうな色を浮かべた。

「あれっ? ちょっと顔が赤いけど・・・だいじょうぶ?」
「あ、あの・・はい、だいじょうぶです」
藍はそう答えると、ますます胸の高まりを覚えるのだった。


プールに到着すると、吉田が入り口の鍵を開けた。塩素の臭いが僅かに残っている。
みんなは入口から奥へと入ってゆくと、やがて重そうな鉄の扉の前で足を止めた。

「さぁ、ここだ。」

そこは薄暗く、四方をコンクリートで固められた狭いシャワー室だった。一部屋しかなく、鉄の重たい扉がある。
無理やりシャワーが取り付けられた、不自然な部屋だった。
扉の上はかなり開いているが、人が通れるほどではない。下には僅かな隙間がある。それ以外は扉を閉めてしまえば密室となる。
その鉄の扉も、外に鍵らしきものがついている。どうやら元は、小さな物置だったらしい。

いつもの藍なら、そこに何か危険なモノを感じただろう。
しかし今は、みんなといられる、仲間として扱ってもらえることの嬉しさ、そしてなにより高科への仄かな思いが、不安を感じさせる心を押さえ込んでいた。

「上からライトだな。暗すぎる。あと水出ると困るから元栓閉じてくれ。」
高科がてきぱきとそう言うと、部員たちがセッティングを始めた。

「元栓、OKです。ひねってみて下さい!」
伊藤がそう言うと、高科がシャワーを全開した。水はちょろっと少しだけ出たと思うとすぐに止まった。

「よーし、OKだな。藍ちゃん、ここに入ってくれる?」
高科が藍にそう言うと、藍は少し不安だったがすぐに従って薄暗いシャワー室の中に入った。

「じゃあ、ドア閉めるよ。」
高科がいい終わらないうちに、ガチャンと大きな音とを立てて鉄の扉が閉じられた。






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