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放課後の憂鬱   第5章  スタイリスト・前篇(3)


  
                                          


【第5章 (3)】



        
        頭に浮かぶ光景のまま、藍は全裸で両足を広げてベットに横たわってい
        た。両方の足首を男たちに掴まれ、無理に開かされているのだった。
        そして藍の手は、激しく胸を揉み、そして股間を責め上げていた。

        「うっうっ・・」

        声にならない声をあげ、藍は自分を辱めつづけた。藍の両手は、まるで
        男たちの手のようだった。その動きは、どんどん激しさを増していった。

        「うぅうう! うぁぁ!」

        (あぁぁぁぁぁ! わたしを・・・犯して!)

        藍の意識ははっきりとそう言っていた。藍自身がもう自慰ぐらいでは物
        足りないのを理解していた。
        藍の頭の中で高科たちに強引に辱められ、そしてついに犯されようとし
        ていた。

        「うぅぅぅぅぅぅぅ! あぁぁ! いやあぁぁぁっっ!!」

        やがて、藍は果てた。犯されたあと放置された女のように、顔は生気を
        失い、股間からは愛液がたれていた。

        その格好のまま、藍は泥のような眠りに落ちて行った。


        次の朝、藍はかなり寝坊してしまった。その日は仕事だったのに。

        「いっけなーい! 急いで支度しなきゃ・・」

        藍は慌てて着替えると、メークもせず、さっきから待っていたタクシー
        に飛び乗った。
        藍はいつものように事務所に向かうと思っていたが、タクシーはぜんぜ
        ん知らない道を走っていた。

        「あ、あのぉ、こっちじゃないんですけど・・」
        藍が運転手にそう言うと、運転手が事務的に答えた。

        「岸田様からABCビルへ、直接お連れするよう言われておりますが。」

        藍はそんなことを聞いていなかったが「あ、そうなんですか・・」と答
        えた。

        (今日は現地集合か・・)
        (ABCビルって、この前のビルじゃないよね?)
        (新しい仕事かな・・)

        藍があれこれ考えているうちに目的地に到着した。
        タクシーを降りると、ビルの入り口へ向かって歩き出した。

        「おぉ! 藍! こっちだ、こっち!」
        背後からそう呼ばれ振り向くと、後ろに岸田がいた。

        「あ、おはようございます。すみません、遅れちゃって・・」

        藍がすまなそうに言うと、「まぁ、俺は構わないんだが・・先方が怒って
        なきゃいいけどな。ははは。」と岸田は藍を脅かすような素振りで答えた。

        「だ、だいじょぶですかねぇ・・」
        藍は不安になって聞いたが、「だいじょぶだよ。ま、藍次第だけどな!」
        と岸田はその不安を煽るように言うだけだった。

        二人はビルとは別の方向へ歩いてゆくと、やがて小さなマンションの前
        で立ち止まった。

        「おぅ、着いたぞ。ここだ」

        そう言うと岸田は藍の肩を取り、手馴れた感じでオートロックを開けて
        マンションの中へ入った。藍は岸田に押されるようにして、ついていっ
        た。

        ある部屋の前までくると、岸田はインターフォンを鳴らした。
        すぐにカギが自動で解除される音がして、二人はドアの中へと入った。

        「・・・遅かったじゃない!」
        ヒステリックな感じの声とともに、奥の部屋から女性が現れた。この間
        のスタイリストだった。




※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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放課後の憂鬱   第5章  スタイリスト・前篇(4)


  
                                          


【第5章 (4)】



        
        「おぉ、すまんすまん。」
        岸田は平然として、馴れ馴れしく返事した。

        藍は自分のせいで遅れたので気が引けて、「・・・ごめんなさい、わたし
        が少し遅くなってしまって・・」と謝りかけた。

        岸田は藍の言葉を遮るように「いいんだよ! なぁ?」と女性の方に顔
        を合わせた。

        「しょうがないわね。この分はちゃんと返してもらうわよ。いいわね?」
        と女性が藍に聞いたので、「・・はい。すみません。」と藍は謝った。

        藍の返事があまりに神妙だったので、女性と岸田は「はっはっは」と同
        じように笑いだした。


        女性が自己紹介を始めた。

        「藍ちゃん、だったわよね? この前はどうも。私は七種真里。よろし
        くね。しばらくあなたのスタイリストをすることになったの。」

        藍は真里ようなタイプが苦手だったので、自分を担当すると言われて落
        胆したが、しかたないな・・と諦め「藍です。よろしくお願いします。」
        と挨拶をした。

        「藍、七種さんとこの前の水着のCMの、打ち合わせと衣装合わせをし
        てくれ。俺はちょっと用があるから後でまた迎えに来る。じゃ、あとは
        よろしく。」

        それだけ言うと岸田は軽く手を振って、部屋を出て行ってしまった。

        藍は、真里と二人きりで部屋に残されたが、相手は女性だったので特に
        不安は感じなかった。

        「藍ちゃん、あ、“藍”でいいわよね?」と真里が聞いた。

        藍は真里に怖いイメージがあったため、そんな風に言われて嬉しくなっ
        てきた。

        「あ、はい。もちろんです、七種さん。」
        「真里、でいいわよ。」
        「あ、じゃあ、真里・・さん。」
        二人は打ち解けて笑った。

        「さぁ、打ち合わせするわよ。いい? でもその前にお茶、かな?」

        真里が少しおどけてそう言うと、藍には姉のように思えてきて、一層親
        近感を深めた。

        「はいっ。いただきます。」
        藍はにこやかに答えた。

        真里がコーヒーを入れ藍の前に差し出すと、藍はすぐに口にした。
        真里も同じようにコーヒーを飲みながら、早速仕事の打ち合わせを始め
        た。

        「この前の印象だと、藍はあんまり水着のことは知らないわね?」
        「・・はい。あんまり体に自信なかったんで・・ちょっと・・」

        「そんなことないじゃない! きれいな体してるくせに。この前ちょっと見ちゃっ
        たから、知ってるわよぉ?!」
        「・・そぉですかぁ? でもなぁ・・」
        「そうよ! 私なんか見せらんないのに!」

        真里は軽く握った手で、藍の頭を“こつん”とたたいた。
        藍は自分の体を誉められたのと、真里がやさしかったので嬉しくて仕方
        なかった。

        「今度のはこれとこれと・・これかな? 競泳タイプだから薄手だけど
        心配いらないわよ!」
        「・・透けないんですか?」
        「そうなのよ。よく出来てるのよ。最近のは。試着してみようか?」

        真里は藍の不安材料を先回りして話すので、藍は安心して、こくんと首
        を縦に振った。

        「じゃあ、これを着てみて! あっ、あっちで着替えていいわよ。」

        真里は立ち上がると奥の部屋を指差し、藍に最初の水着を渡した。




※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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放課後の憂鬱   第5章 スタイリスト・前篇(5)


  
                                          


【第5章 (5)】



        
        藍も立ち上がり水着を受け取ると部屋へ向かおうとした。が、すぐに振
        り向き真里に尋ねた。

        「やっぱりこの前みたいに下に・・・何も着ないんですよね?」

        真里は笑顔で藍に答えた。
        「そうよっ。決まってるでしょ?! 何度いったらわかるのぉ?・・今
        日は撮影じゃないんだし、あたししか見てないから、恥ずかしくないで
        しょ?」

        藍はにこやかに、「はい。すぐ着替えまーす。」と答えると奥の部屋へと
        向かった。

        部屋に入ると、ドアを閉め、あたりを見回した。

        (真里さん、ここに住んでるのかなぁ・・広い部屋・・)

        そこはフローリングの床、高い天井、それに藍の部屋にある以上に大き
        な鏡が壁に埋め込まれていた。
        早速藍は服を脱ぎ、言われた通り全裸になった。そして薄手の青い水着
        に足を通そうとした。が、すぐに手を止めた。
        さっき真里に誉められた言葉を思い出し、大きな鏡に映る自分の裸を見
        つめた。

        (あたし、そんなにきれいかなぁ・・)

        そう思うと胸を持ち上げるしぐさや、自分の知っている精一杯セクシー
        なポーズを取って鏡を見た。

        (うん、結構いいかも・・)

        藍は嬉しくなり、水着に足を通した。
        その姿も鏡に映してみた。
        やはり薄手の水着のせいで、乳首はくっきりと勃ち、水着を突き破らん
        ばかりだった。

        (・・なんか裸よりエッチかな。)

        そう思ったが、真里に見せたくてすぐに部屋から出て真里のいる方へ向
        かった。

        「着替えました。」

        真里は藍の声で立ち上がると、藍の前に立って、

        「あっ、いいじゃない。胸はこうして形を整えて・・・」
        と藍の水着を直し始めた。

        真里の手は藍の水着の肩紐から胸のラインに沿って這ってゆき、やがて
        藍の水着の胸の部分を引っ張り、乳房の中へと入っていった。

        「あっ! ま、真里さん・・」

        藍は少し戸惑った。が、真里は冷静に作業を進めていった。

        「こうして、と。こうやって胸の形をきれいに見せるのよ。」

        (あっ、そうなんだ・・・)

        藍がそう思ったとき、真里の指が水着の中で藍の乳首を弾いた。

        「あっ・・ん・・」

        思わず藍はヘンな声をあげてしまった。急に恥ずかしくなった。

        「あら、藍は“感じやすい”のかな? じゃぁ、こっちはどぉ?」と反
        対側の乳首を、水着の上から摘みあげた。

        「あぁ! ま、真里さん、だめですよぉ・・」
        藍は恥ずかしそうに俯き、乳首を庇おうと真里の手に触れた。しかし体
        は正直に感じていた。

        「さてと、今度は下と・・」
        真里は途中で胸から手を離すと、今度は腰のラインに手を移した。

        真里がすぐに作業に戻ってしまったので藍は物足りなかった。が、すぐ
        にまた感じはじめた。
        真里の手は腰から、水着の辺りへと移り、そのラインに指を這わせ始め
        た。

        「あぁ! ま、真里さん! だめっ!」
        藍は真里の指になぞられると、体をビクッとさせ、声を出した。

        「だめって、それはこっちのせりふよ! 動かないでっ!」
        真里は少し厳しい声で言うと、藍に構わず指を這わせつづけた。




※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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放課後の憂鬱   第6章 スタイリスト・後篇(1)


  
                                          


【第6章 (1)】



        
        そのうち真里の指が藍の股間に触れた。

        「ああぁぁぁっ!」と藍は崩れてしまった。

        真里は呆れ顔で、「もう、困ったコねぇ。動いちゃだめって言ってるでし
        ょ!」とたしなめた。
        しかし顔には笑みを浮かべ、今度は藍の股間をさすり始めた。

        「あぁっ、あぁぁぁ! だめです、そこは・・だめっ・・」
        藍は両手で真里の手を押さえると、ぺたんと座り込んでしまった。

        「もう!、ホントに困った子なんだから・・・仕事にならないわ、これ
        じゃ」

        真里はそう言うと、ソファーに戻って腰を降ろした。ようやく藍が立ち
        上がると
        「あのね、あたしはスタイリストとして、藍の身体のこと知っておかな
        きゃならないの。でないと、どんな風にしたら藍が綺麗に見えるか、考
        えられないでしょ」
        藍はただ黙って頷くだけだった。

        「遅れてきた上に、そんなんじゃチットも進まないわ。どうするのよ?」
        それ程、剣のある声ではなかったが、藍を従わせるには十分だった。

        「・・はい、ゴメンなさい・・・」藍が小さな声で返事をした。

        真里が、壁に掛かっている時計をチラッと見上げて、フッとため息をつ
        いた。

        「もうこんな時間ね。じゃ、次の水着、これね」と藍に差し出した。

        「はい」
        素直に水着を受け取ると、着替えに奥の部屋へ向かった。
        真里も立ち上がると、藍と並んで歩き出した。

        「えっ!?」
        藍は声を出そうとした。しかし真里のやや不機嫌そうな顔を見ると、何
        も言えなかった。
        奥の部屋に、当然のように真里が一緒に入った。

        (やだ、恥ずかしい)

        そう思ったが、そんな藍に真里は一向構わなかった。藍は仕方なく真里
        の見ている前で着替え始めた。

        今度の水着はビキニだった。さっきの競泳用の水着と同じ、柔らかく薄
        い生地でできていた。
        当然のように胸のパットはなかった。その上、股間の部分も一重のまま
        だった。
        ビキニに着替え終わって、鏡に映る自分を見て、藍は驚いてしまった。

        乳首が飛び出しているのは、前の水着と同じだった。その上、股間の盛
        り上がりも、そこに走る割れ目の「すじ」も、はっきりとその形を浮か
        び上がらせていた。

        「真里さん・・・これって・・・」

        藍が言いかけると「いいの、これは撮影用じゃないんだから。チョット
        藍の身体、見せてもらうだけなの」
        真里の言葉に、頷くしかなかった。

        「じゃ、チョット手を上げてくれる?」
        真里の命令に、藍は躊躇した。が、真里の眉が寄るのを見ると、慌てて
        両手をあげた。
        しかし鏡に映る、全裸よりも遙かに艶めかしい姿にたえられず、また手
        を下ろしてしまった。

        「ナニ恥ずかしがってるのよっ。しょうがないわね。」

        そこで、急に笑みを浮かべた真里は
        「それなら目をつぶって、それならいいでしょ・・・はいっ、手を上げ
        てっ!」
        柔和に言う真里の言葉のままに、目をしっかり閉じて藍は両手を差し上
        げた。

        (これも仕事なんだ)

        藍はそう思った。そう思うしかなかった。




※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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アブナイ体験とSMチックな官能小説




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放課後の憂鬱   第6章 スタイリスト・後篇(2)


  
                                          


【第6章 (2)】



        
        「そう・・そのまま、ジッとして・・・」

        真里は言いながら、藍の後ろに回り込んだ。手を伸ばして、藍の手首に
        そっと触れると
        「そのままよ。・・目を閉じたまま、背伸びしてくれる?」

        藍が素直に、クッとつま先立ちをしたその時だった。

        「あっ!? ナニ??」
        藍の手首に、何か冷たい物が触れた。

        「えっ? あっ? ああぁっ!?」

        驚いて目を開くと、何時の間にそこにあったのか、天井の両端から降り
        ている鎖に付けられた枷が、手首にはめられていた。
        真里が藍の手首から、手首を拘束した枷から手を放し、壁際に行って何
        かのスイッチを押した。

        「あああぁぁっっ!!」

        藍が驚いて悲鳴を上げた。
        鎖が両方とも、音もなく天井に引き込まれて行く。
        藍は両手を万歳のように斜め上に引かれて、辛うじてつま先立ちの不安
        定な姿勢のまま揺れているのだった。

        「・・真里さん、なんで、あたし・・どうするの?」

        藍は真里に泣きそうな声で尋ねた。

        「あんまり動くんですもの。だから動けないようにしてあげたの。」

        真里は冷たくそう言うと、水着の上から藍の片方の乳房を力いっぱい握
        った。

        「あっ! い、痛いっ!」
        藍は思わずそう叫ぶと、真里はおもしろがってもう片方の乳房も握り締
        めた。

        「い、痛い! 真里さん、やめて!」
        藍はそう訴えたが、真里は聞く耳を持たなかった。

        「ちゃんと仕事の出来ないコはお仕置きしなきゃ、ねっ?」
        真里は今までの柔和な顔を一転させ、怖い顔でそう言った。

        藍は真里の顔つきが変わったことと、自分が動けないことでいっそう不
        安を募らせた。

        「わ、私に何をするんですか?」

        藍は怯えた様子で真里に聞くと、「そうね、まず藍の身体、どこが感じる
        のか調べようかしら・・」とねちねちした声で真里が答えた。

        そして水着から突き出ている乳首を強く摘むと、思い切り引っ張った。

        「ぎゃあぁぁぁ!」

        藍はそのあまりの痛さに絶叫した。
        しかし真里はやめることなく、両方の乳首を次々と引っ張った。

        「痛そうね?・・でもその割には、乳首が勃ってるわよ? どうしてか
        しら・・」

        真里は意地悪そうに藍に言った。
        言いながら、更にちぎれるほど強く乳首を引っ張った。

        「あっ、ああぁっ! 痛い! 痛いぃぃぃ!」

        しかし、藍はその耐えがたい痛みの中に、全身に電流のようなものが走
        る感覚を覚えていた。

        (あぁ、い、痛い・・けど・・何かヘン・・)

        「さぁ、そろそろこっちよ。」

        そう言うと、真里の右手が藍の脇腹を撫でながら、水着のボトムへと降
        りていった。

        「あっ、ひっ、ひゃああぁぁっっ」

        藍はたまらず、吊られた不自由な身体をくねらせていた。
        しかし真里が爪を立てて、水着の、足の付け根のラインをなぞり始める
        と

        「ああぁぁぁぁぁっ! や、やめてぇぇぇ!」
        藍の全身にもっと強い快感が走り、思わずそう叫んでいた。

        真里は薄い水着にくっきりと浮き出ている藍の秘部に爪を立て、這わせ
        た。




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