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時は巡りて INFORMATION

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【小説 時は巡りて ご案内】


むか~し、昔。世の中が乱れに乱れていた戦国時代の頃。
とある城下町では、戦場で散った武者たちの怨念が色情魂となって、夜な夜な出没しては若い娘さんたちを手篭めにしていました。
町人からの再三に渡る陳情に困り果てたお殿様は、考えた挙句、全国にお触れを出しました。

『我が領内に於いて亡者を除霊したりし者。褒美は望みのままに』

たちまちこの噂は、領内どころか隣国にまで知れ渡り、我こそはという霊能者が幾人も城下に集まってきました。
しかし、あまたにのぼる霊魂の前に、一人倒れて二人逃げ出し、二人倒れて四人逃げ出し、あっという間に霊能者は一人残らず全滅。
これにて色情魂の勝利と思われたその時、ひとりの若い神職が麗しい巫女を連れてこの地を訪れました。

そして町人から事情を聞いた神職は不敵な笑みを浮かべてこう言いました。

「我が名は春夏秋冬 鬼巡丸(ひととせ きじゅんまる)そこに控えしは涼風(すずかぜ)
その霊魂。今夜一晩で封じてみせましょうぞ。
ただし、この術、我が家の秘伝なれば誰ひとりとしてお目にせぬように」と……

その夜の子の刻、神職に命じられたとおり各家に閉じこもっていた町人は、先ほどの巫女のものであろうか、天にも昇りそうな甘い嬌声とそれに続くすさまじい悲鳴。
家の中まで照らし出す青白い炎の影を目にしました。
翌朝、傷ひとつ負わずに街中の霊魂を封じ込めた若者と巫女はお城に呼ばれ、お殿様から褒美を聞かれこう申しました。

「我が永住の地をここに定めとうございます。
さすれば、城下の西端にあるあの小高い山の上に、社を建立することお許しあれ」と……

そして、四百余年の時が流れて……



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                   登場人物紹介

             第1話   春夏秋冬家 当主見習巫女 神楽

             第2話   邪鬼の指 邪鬼の舌

             第3話   春夏秋冬家 お側方霊術師 狛獅子 守

             第4話   そして、四百余年の時が流れて……

             第5話   背中に乗る女

             第6話   彷徨いし情念

             第7話   年上の男の子をリードして

             第8話   鮮血に染めた顔

             第9話   なれの果て……怨鬼

             第10話  春夏秋冬家 第二十四代当主 四巡

             第11話  人の心 鬼の心

             第12話  結ばれない想い

             第13話  5年前の夢

             第14話  陽動……悲劇の始まり

             第15話  この身を捧げてでも……

             第16話  貴方様の仰せのままに……

             第17話  埋め尽くす肉棒

             第18話  かすかな希望……詠唱の果てに……

             第19話  涼風の御霊よ我に力を……

             最終話   時は巡る……無から再び……



  【第2話より抜粋】

「うっ、くうぅぅっ……」

わたしの乳首をざらりとしたモノに舐められる。
指のようなモノに乳房を掴まれて揉まれた。

サワっ、サワサワサワ……

「あ、あぁ、い、イヤァッ」

今度はお尻を……
まるで満員電車に現れる痴漢のように、太ももからお尻のお肉を下から上へと撫でられる。
調子に乗って手のひらのようなモノが、お尻の穴を目指して肉の狭間に差し込まれてくる。

(なかなかの上物だ)
(小さすぎず大きすぎず、揉みごたえのあるおっぱいだ)
(下も悪くない。まだまだ青臭いが、ケツの肉も張りがあって手触り感も文句なし)
(ふふっ、あとのお楽しみは……)

渦巻きだった邪気が身体の一部分だけを実体化している。
生臭い唾液を垂らした肉厚な舌だったり、意志を持った別の生き物のように這いまわるおぞましい10本の指だったり……
こっちの邪気はもっと露骨。
男の下半身だけを実体化させちゃってる。
当然、グロテスクな肉の棒つきで……







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