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見果てぬ夢 2  INFORMATION







【小説 見果てぬ夢 2  ご案内】


        典子の見果てぬ夢。
        それは亡き夫と共に築いてきた、かけがえのない想いを守り実現するため。
        拓也の見果てぬ夢。
        それは誇り高き自分を傷つけた者たちへの復讐。己のプライドを満足させ
        るための野望。
        そのために、男は女の身体を踏み台に夢を掴もうとする。
        女は、その成熟した身体を差し出す見返りに、男の野望に微かな期待を寄
        せる。

        半年前に愛する夫を亡くした岡本典子。
        理不尽な派閥争いに巻き込まれて左遷させられた典子の元恋人。河添拓也。
        互いの心が開かれないまま、男と女は絡み合っていく。
        それぞれの『見果てぬ夢』実現のため。
        そして今、典子と拓也。
        このふたりの男女をなぞるように、新たな男と女がもがき苦しみながら報
        われない愛を追い求めていく。
        おぼろげでしかない、夢を掴み取ろうとして……

        この物語は、4人の登場人物の視点で描くザッピング形式をとっています。
        夢と現実の狭間で揺れ動く男女の心理を、ぜひお愉しみくださいませ。




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                   登場人物紹介

            第1話    戻れない……あの日……              
         
            第2話    シャワーを浴び続ける理由                

            第3話    尾行ターゲットは、副社長の娘

            第4話    お願いします……美里を抱いてください
             
            第5話    バスタオルを落として、身体を回転させて
             
            第6話    処女な女の子は、自分から股を開くの 

            第7話    バージンを隠していて、ごめんなさい 

            第8話    時が操れるなら……美里は…… 

            第9話    たった一人のお父さんだったのに……

            第10話   公園に佇む美しき裸像

            第11話   運命の人は、砂埃の中にいた

            第12話   ようこそ♪ 陰謀渦巻く開拓地へ 

            第13話   アナタに覗かれながら慰めます その1 

            第14話   アナタに覗かれながら慰めます その2 

            第15話   アナタ……ただいま……     
 
            第16話   今夜のディナーは、どちらで?

            第17話   オブラートに包まれたふたり

            第18話   絶望の淵に現れた白馬の王子様
 
            第19話   重なり合う二人の想い 

            第20話   明かされる陰謀  

            第21話   余興の宴はエロ水着で……    

            第22話   成熟ボディ狂騒曲 

            第23話   唇から零れる白い残液  

            第24話   女体盛り  

            第25話   すれ違い……男と女……    

            第26話   懐かしい香り 

            第27話   新しい飼い主は誰?   

            第28話   リモコンローターの響き 

            第29話   フェラチオ3分! 尻叩き5発!  

            第30話   親が親なら娘も娘 

            第31話   極太ディルドを跨いで   

            第32話   典子の見たモノ&拓也の見た現実

            第33話   夢の終点

            第34話   女のケジメ 男の覚悟

            最終話   両腕を伸ばせばそこに~見果てぬ夢




【本文より抜粋】


        「どうしたの? 自分から誘っておきながら緊張しているの?」

        目を閉じたまま話しかけてきた男の人……黒川さんに、わたしは素直に頷
        いていた。
        声に出さないと伝わらないのに、黒川さんが薄眼を開けていることに期待
        して、そのままじっと立ち尽くしていた。

        どうしよう?
        このままベッドに上がって、彼の隣に寝転べばいいの?
        横になって、お人形のように身を固くしていれば、彼の方がリードして抱
        いてくれるの?

        「美里、身体を見せてくれないかな?」

        「……はっ! ……はい……」

        そんなわたしの迷いを黒川さんの一言が吹き飛ばしてくれた。
        『美里』って下の名前を呼び捨てにされて、心臓がドクンって鳴って……
        『身体を見せて』で、その心臓を鷲掴みにされて……

        それでもわたしは頷いていた。
        今度は掠れた声だけど、『はい』って素直に答えていた。

        そして身体に巻き付けたバスタオルを解こうと、おっぱいの左上に右手を
        移動させる。
        きつく挟み込んだバスタオルの端を引き抜くようにして外した。

        あとはこの手を放すだけ。そうすればバスタオルが勝手に床に落ちて、美
        里の身体を……

        「まだかな、美里? 早くキミの身体を見せてよ」

        ここまでして躊躇するわたしに、黒川さんがせっついてくる。
        美里と一緒。ちょっと掠れた声で、それにバスロープに覆われた下腹部を
        大きく膨らませたまま。

        ファサッ……!

        「は、ああぁぁ……んんっ……」








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